とりとめもなく、だらだらぬるぬる書き留めるらしいです。

なんなら?

職場にいる若い後輩。
たしかハタチになったばかりくらいの男性です。

AWSとかMS PowerPlatformに詳しく、若いのに相当な知識量です。
おじさんから見ると異星人みたいですが、そんな彼と会話をしていて気になったのが題名の単語です。

「簡単なトラブルがしょっちゅう起きますし、なんなら大きなトラブルが起きることもあります。」

・・・なんなら?
こういう使い方をする単語だったか?

そういえば、私と同じ年齢の同僚約1名も、「なんなら」を上記のような使い方をしていました。
二人とも、社内でインフラチームにいたので、そういう言い回しをする文化があるのかなと思いましたが。

「なんなら」?(NHK放送文化研究所)
Q:「カレーがほんとに好きで、なんなら毎日食べてます」という言い方、どうもどこかひっかかります。
A:このところ、「なんなら」ということばの新しい使われ方※が、急速に広まっているようです。

「なんなら」の「その上」「加えて」の意味での用法が若い層中心に広がっているのか?(椎茸殲滅)

> 普段料理をしない母が作るすき焼きは、しょっぱすぎたり水っぽかったり、なんならアクはそのままで、決して「とてもおいしい食事」ではなかった。

あれ? 「なんなら」って、こんな使い方したっけ?

すでに2年くらい前のネット記事で、この言い回しに対する疑問が挙がっていました。
どちらの記事でも、この言い回しを気にするのは高い年齢層だという論調になっていました。

「役不足」「確信犯」の使い方について話題になったことは記憶にありましたが、どちらも最近は誤用とまでは言わない感じですが、「なんなら」を冒頭のような表現に使うのも、ある程度市民権を得た感じなのでしょうかね。
自分ではたぶん慣れないのでこのような使い方はしませんが、それをわざわざ指摘するのは無粋っぽいので、黙って理解しておくことにしますw



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コメント 2 件

Region2 より:
もはや私も「高い年齢層」にソーティングされる訳ですが、単語の解釈は気にしませんねえ。
元々、人間の言語は、使われるほどに、歴史を重ねるほどに、厳格な規則性を失っていく性質があります。時代とともに変わって当たり前なんですね。受け入れて使っていくのがいいと思いますよ。

日本語は受け手責任の言語と言われます。話し手の真意を正しく理解できないのは、聞き手の責任なんです。若者の言葉を理解できないのは老人の不勉強、老人の言葉を理解できないのは若者の不勉強です。
KEI より:
受け入れはしますが、やっぱり使うのは抵抗ありますね~。
わかってて使わない分にはそんなに困るもんでもないですし。

>話し手の真意を正しく理解できないのは、聞き手の責任なんです。

行間を読めってやつと似てるのかな?

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