とりとめもなく、だらだらぬるぬる書き留めるらしいです。

ロジクールMK545を買ってみた

長年使ってきたマウスが壊れました。
ロジクールの「MX518」を2009年に購入してから実に12年、よく持ってくれたと思います。
大きさ・重さ・反応ともによくできていたお気に入りでしたが、とうとう先日ケーブルが断線したらしく、使用中にUSBがつながったり切れたりを繰り返すようになりました。


ロジクール MX518

アマゾンで同じMX518を検索したら、一応まだ売っていたようなんですが、なぜか10,000円超えという意味不明な価格。
プレミアついてるんですかねこのマウス。


さすがにそんな価格のマウスを買う気にはならず・・・
キーボードも、サンワサプライのLEDキーボード「SKB-WAR3」ですが、打ち心地はともかく結構カチャカチャとうるさい。
テレワークでオンライン会議中に議事録書いていると、キータッチ音が気になるので、こちらもなんとかしたい。

せっかくなので、これを機にマウス・キーボードともにワイヤレス化してデスク上をすっきりさせようということで、色々と候補を物色しました。
要件としては、

・マウス+キーボードで10,000円以下
・無線(2.4GHz)方式(非BlueTooth)
・キーボードはなるべく静音タイプ
・マウスは最低でも5ボタン(左側に進む/戻るボタンがあるタイプ)
・電池の持ちがよい

といった観点で探した結果、最終的に選んだのはロジクールの「MK545」となりました。


ロジクール MK545




115キーというちょっと不思議なキー数のフルキーボード。
キー数を数えてみましたが、上部にある音楽コントロール3キー+音量調整3キーの6キーを足すと、118キーになります。
どう数えると115キーになるんだろう?


これまでのサンワサプライSKB-WAR3と、新しいロジクールMK545

並べてみました。
マウスは、断線したMX518をさっさと処分してしまったので、iBUFFALOのミニマウスを代わりに使用中。
小さいけれども、思ったより使いやすかった・・・


キーボードは、キートップが明らかに低いMK545に対し、高めのキーであるWAR3。
幅は同じくらいで、縦はパームレスト分大きく見えます。
マウスの大きさはMX518と同じような感じですかね。
形状としては、左側の2ボタンを除けば左右対称。


袋から開封したキーボード

色に関して言うと黒というよりはグレーなので、ディスプレイほか周辺機器の黒と比べると、ちょっと浮く。
高級感という意味では、ベースが金属のWAR3のほうが絶対にありました。



caps lockキーまわり

特長はあまりありませんが、全体的に丸みを帯びたキーです。
あと、caps lockがONのときは、キーの左上にある丸いLEDが光ります。


enterキーまわり

ctrlキーとfnキー、altキーがなんかデカいです。
代わりにスペースキーは少々狭め。
スペースキーが狭いからと言って特に困るシーンはなく、むしろ幅広いWAR3のほうは隅っこを押すと軋んだりしていたため、このほうがいいかも。

fnキーの存在は、フルサイズキーボードとしては珍しい気がする。
ノートPCの外部キーボードとしての利用シーンを想定している模様。


テンキーの上部

4つ、特殊キーが備えられています。
左から、計算機・電池表示・Windowsロック・ホーム。
これが結構曲者で、テンキーの上部を打つときに間違えて押してしまうことがあります。
ホームキーはまだしもロックキーを押すと、パスワード解除しないといけないのでめんどくさいことに。

あと、特殊キーの上にあるのは電源スイッチとLEDです。
LEDは常に光っているわけではないようです。


横から見た図

スタンドは2種類あって、高さを調節できます。
写真は、大きいほうのスタンドを立てている状態。
キートップはかなり低めです。





付属マウス

M510という単品マウスと同等だそうです。
単3乾電池2本で動きますが、これが結構重ため。
軽いマウスがいい人には向かないでしょう。
ただ、電池は1本でも動くようなので、気になる人は1本運用が吉。


横から見たマウス

この横に貼られたゴムカバー、だいたいしばらく使うとべたついてタチの悪い状態になります。
これもきっと、そうなるんでしょう。
MX518は、分解のうえでオキシクリーンに漬けて全部剥がしましたが、このM510は分解できるのかな。





サンワサプライ USB切替器「400-SW023」とUnifyingワイヤレスレシーバー

MK545は、このUnifyingワイヤレスレシーバーひとつでマウス+キーボードを制御できます。
USBポートを複数消費しないし、USB切替器でマウス+キーボードを一度に別PCへ切り替えられるのでとても便利です。
そして、PCを切り替えても無線が切断されたり接続できなかったり、ということは皆無でした。
再接続ラグもなく、有線の時と同様にサクサク切り替えられて大満足。

ちなみに、400-SW023には

 1) 自作デスクトップPC
 2) 会社用 Latitude 5290 2-in-1
 3) 自宅用 Surface3
 4) PS4

の4つがつながっています。
切替方式は物理式でなく電子式なので、ちょっと高級感あります。

PS4も、MK545のキーボードは切替器経由で問題なく動作しました。




さてMK545の使い心地についてですが、まずはキーボード。

キータッチは前のWAR3と比べてやわらかいですが、その分タッチ音が静か。
オンライン会議中に議事録打っていてもだいぶ目立たなくなったので、要件は達成しています。

ただ高速でキーを打っていると、iキーだけがやや反応悪いです。
「たいおう(対応)」と打つとき、少し気を使って打たないとする「田王(たおう)」になってしまう。
普通にiキーを押しても反応の悪さは出てこないので、高速でキーを打ったときにiだけが反応しにくいように思います。
ちょっと気を遣えばそれほど困ることもないですけど。
個体差なのかどうかはわかりませんが、若干レスポンスが遅れる、というレビューも見かけます。
パームレストは、個人的にはいいと思いますが、これも人によっては滑るとか位置がよくない、ということもある模様。

NumLockやScrollLockのLEDインジケータが無いのはマイナスポイント。
CapsLockはキートップにありますが、NumLockなどとそろえて3つ右上に並べておいてほしかったですね。
ファンクションキーの縦が短めなのと、通常キーとの隙間が狭いのもイマイチです。
もうちょっと離れているとよかったかな。




続いてマウスについてです。

トップの2ボタンおよびセンターホイールの感触は悪くないですね。
ある程度節度のある感触です。
それに対してサイドボタンの感触はイマイチ。
押し切るまでのストロークが長く、ビヨ~ンという感触。
もっとカチっとした構造にできなかったんだろうか。

重さは個人的に電池2本でも気にならないが、持ち歩くには適さないとは思います。
電池1本でも動くらしいので、重さが気になる方は電池を1本抜いて運用するといいのかも。





MK545に置き換える前


MK545に置き換えた後

ケーブルがなくなってとってもスッキリ。
やっぱりデスク回りはシンプルこそベストですね。
要件の満足度をチェックしますと、

・マウス+キーボードで10,000円以下 → 5,000円程度で〇
・無線(2.4GHz)方式(非BlueTooth) → 無線方式で〇
・キーボードはなるべく静音タイプ → まずまず静かで〇
・マウスは最低でも5ボタン(左側に進む/戻るボタンがあるタイプ) → 5ボタン式で〇
・電池の持ちがよい → キーボード・マウスとも2年持つらしいので〇

MX518と同レベルに、とは言いませんが、長持ちしてくれるといいなぁと。


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