9月に長距離を走る予定なので、8月中に点検してもらいたかったのですが、昨今のリコール対処等でディーラーは相当忙しいらしく、7月時点で土日はまったく予約をとれなかったため、やむを得ず平日に有休をとって点検です。
引き取りは夕方なので、それまで代車を1台用意してもらいました。
WRXかレヴォーグの2リッターターボを出してくれと頼んけど、無理です言われた(笑)
で、かわりに(?)用意されたのは、B型のインプレッサSPORT 1.6リッターFFモデルです。
まだ走行3,000キロで新車の香りがしました。
インプレッサSPORT 1.6i EyeSight
ということでせっかく借りたので、ちょっと走ってみて、レヴォーグと比較してみようと思います。
まず外観ですが、なかなかカッコイイですね。
よい意味で、スバルらしいフロント・リアの造形。
リアは遠くから見ていると、レヴォーグ・アウトバックとよく似ているので見間違うこともしばしば。
以下はサイズ比較です。
インプレッサSPORTに対してレヴォーグは:
全長:+230mm
全幅:+5mm
全高:+10mm
室内長:-80mm
室内幅:-30mm
室内高:+5mm
ホイールベース:-20mm
車両重量:+240kg
なんと、23cmも長いボディにもかかわらず、レヴォーグのほうが室内長はインプレッサより狭いのです。
これは知らなかった・・・たしかにレヴォーグのリア席足元は十分とはいえない広さですが・・・
全幅も、レヴォーグのが広いのに室内幅はインプレッサのほうが広い。
インプレッサのパッケージングが優秀であることがわかります。
しかし、横から見たときスバル車は例外なくフロントオーバーハングが長い。
これが個人的にスバル車で一番残念な点なのですが、ボクサーエンジン車の宿命なのかな。
インプレッサは、リアのオーバーハングが短いため、特にフロントの長さが強調されてしまうような感じ。
2リッタースポーツグレードには、18インチ大径ホイールが装備されますが、1.6リッターは16インチ。
昔は16インチでも十分スポーティだったのですが、いやはや時代の流れは恐ろしい。
乗ってみた感じ、200キロ以上軽い1.3トンのボディなのでかなり軽やか。
レヴォーグは軽く1.5トンを超えているため、よく言えば重厚、悪い言うと鈍重なところがあります。
アクセルを踏むとさすが1.6リッター、非力さが半端ない・・・
レヴォーグでIモードにして停止状態から少し速めに走り出そうとすると、最初モサっとして動き出し、ブーストがかかるとグワっと盛り上がるのですが、インプレッサ1.6はモサっと動き出してモサっと加速します。
120馬力に満たないパワー/15㎏程度のトルクなので、これは仕方ないですね。
非力な分、CVTの不自然さは身を潜めている感はあります。
買うなら2リッターモデルかな~、でも2リッター意外と高いのよね。
2リッター4WDスポーツグレードは260万超え・・・レヴォーグGTが280万ちょっとなので、20万出すとレヴォーグ最廉価グレードに届いてしまう。
車検証から 1.6リッターFB16搭載
ハンドリングは、ボディが軽い分スパっと曲がりますが、16インチタイヤとコンフォートなサスのせいで、レヴォーグと比べると若干フワフワします。
しかしボディ剛性は高いようで、多少強めに横Gかけて曲がっても、ミシリともいわないですね。
内装に目を向けてみました。
ステア回りは、レヴォーグと似たデザイン。
右にアイサイトコントロールリモコン、左にナビオーディオリモコン。
アイサイトのボタン配置がレヴォーグと結構違いますね。
車線維持と車速維持のボタンが右側に集められているのは好印象。
なぜかレヴォーグは、左上と右下なんですよね。
シフト周辺。
アイサイト搭載なので、パーキングブレーキももちろん電動です。
レヴォーグより幅が広い気がします・・・レヴォーグより広い室内幅はもしかしてココに使われたのか?
それと、レヴォーグにあるアイドリングストップキャンセルボタンがないぞ?と思ったら、
ステア右下に他のボタンと一緒に集められていました。
この「SRH OFF」は、ステア連動ヘッドランプの動作を止めるものらしい。
SRHはレヴォーグC型には付いてないんだよな~。
メーター回り。
中央のマルチインフォメーションディスプレイは、レヴォーグより縦に長く大きい。
情報量と解像度も上がっているように見えます。
自車アイコンは、ブレーキを踏むとちゃんとブレーキランプが点灯します。
ナビ回り。
8インチナビの大きなディスプレイが目を引きます。
ディーラー純正の専用ナビなので、操作ボタンなどはパネル一体型のタッチタイプです。
画面とパネルがフラットになっているので、一体感があって美しいですねぇ。
ナノイー搭載ナビなので、ナノイー機能をONにすると、ここからナノイーが放出されるようです。
吹き出し口まわりのLEDが青く光るため、作動していることがわかります。
マルチファンクションディスプレイ(MFD)。
横長の大きな画面です。
レヴォーグでは、C型までエアコン機能用画面と車両情報用画面が別々になっていましたが、D型から一体化されて大型ディスプレイになりました。
一方、インプレッサは最初から大きな画面みたいですね。
これもうらやましいポイントです・・・うちのレヴォーグも、D型MFDに付け替えようかなぁ?(笑)
全体的に、レヴォーグより若干プラスチッキーではあるんですが、内装の一部にはカーボン風(?)のパネルが使われており、スポーティさを演出しています。
レヴォーグの剥げそうなシルバー塗装よりこっちのがいいかも。
しかし、ドアトリムは何となくレヴォーグより薄い・・・かなり。
パワーウインドウスイッチ回り。
特に目新しい点は無いですが、操作しやすいです。
アイサイトユニット回り。
レヴォーグと同じようなステレオカメラですが、ASP(アドバンストセイフティパッケージ)用のカメラが見当たらない・・・もしかすると、ミラーの左上にある小さな四角いユニットがそれかな?
ということで、まとめると:
・外装:フロントオーバーハングの長さが気になる以外はカッコイイ。
・走り:1.6リッターは非力。やはり2リッターが欲しいかも。
・内装:ナビ8インチは真剣にうらやましい。MFD等も進化していてGood。
・走り:1.6リッターは非力。やはり2リッターが欲しいかも。
・内装:ナビ8インチは真剣にうらやましい。MFD等も進化していてGood。
こんな感じですかね?
車両価格は最廉価モデルで200万を切るので、オプションてんこ盛りの軽ハイトワゴンといい勝負か?
2021年12月3日 1:00 PM
2021年12月3日 12:58 PM
2021年12月3日 10:23 AM
2021年11月30日 2:42 PM
2021年9月26日 3:27 PM
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