さて、今日の午前中にフジテレビで放送していた「エピソード・オブ・メリー」。
去年の8月に放送されたものですが、一部のシーンがひどい作画だと当時話題になりました。
覚えている人も多いであろう、コレ
「メェリィィィィィ!」と叫ぶチョッパーに「チョッパァァァァァ!」と突っ込みを入れた人も多いことでしょう。
実は、スカパーで放送されているエピソード・オブ・メリーは、作画ミスなどを大幅に修正しているのです。
ほんの一例を紹介しましょう。
オープニングの鳥が飛んでいるシーン。
修正後は、雲の下から鳥登場に。
ウソップが一味に加わる回想シーンですが、ルフィは飛び降りる気か?
まぁ、こんな感じでしょうね、通常は。
海王類と遭遇して落ち込むナミ。実は服装が間違っていたらしい。
こっちが正解・・・なのかな。
ロビンちゃん搭乗の回想シーン・・・チョッパーの顔がコアラのマーチ状態。
もちろん修正されています。
ルフィと喧嘩するウソップ。
黒目を白抜きにして、より表情豊かに。
ルフィvsウソップの決闘を涙を流し見守るメリー号。
大きく描きかえられ、リアルな絵になりました。
ルフィvsウソップの決闘を見守るサンジ。
黒目が白抜きにされて、驚いている感じが増しました。
ウソップがガス爆発でルフィを吹っ飛ばした後、爆風で揺れる海面。
まるっとメリー号が描き加えられました。こんな修正あり?
ウソップの攻撃で上がる煙。
火の粉が加えられ、リアルさが増しています。
CP9カクを倒した後のゾロですが、顔キレイすぎ。
死闘を演じたのだから、これくらいじゃないとねぇ。
フランキーが象を脅すシーン。蓋になっている手首から先は、内部がらんどう?
本来はこの形。
このシーンは、司法の塔と背景の街に距離感を持たせて描いていました。
修正後は、なぜか背景と塔が同期。これは前のほうが良いような。
なぜか恍惚とした表情のスパンダムさん。
ほんとはブチのめされて気絶してたんです。
クー・ド・ヴァン発射直前。左手が鉄で描かれていますが。
このときは生身の手でした。
エニエスロビー炎上。
炎だけだったシーンに、街の影が加えられたようです。
メリー号に火を放つシーン。
大きくは違いませんが、船壁の模様や汚れに違いが。
ロビンちゃん、チャックの下はどうなってるんでしょうハァハァ。
水玉のシャツを書き忘れていた模様。
こちらは、シャツは着ていますが水玉が無い。
修正されました。
メリー号のゴメンナサイに号泣するルフィ。
涙と黒目の描写がよりリアルに。
燃えさかるメリー号を見つめるそげキング。
そのレンズに、メリー号が映るようになりました。
チョッパー号泣の感動シーンのはずが、なぜか無表情になる問題の絵。
ちゃんと修正されました。それだけでなく、一味全員が描きなおしされたようです。
ということで、TV版で気になっていた部分は大きく修正が加えられ、品質は向上していました。
(細かい修正は、ここに上げたもの以外にもたくさんあるようです。)
DVD版も同様の修正がなされているとか。
そして、映像だけでなく音楽も変更されています。
バスターコールから逃れ疾走するメリー号のシーンは、TV版ではD-51の「BRAND NEW WORLD」なのですが、スカパー版では、きただにひろしの「ウィーアー! for the new world」に差し替えられています。
(これはどちらがいいのかわかりませんが、おそらく版権の問題なのでしょう。)
今日放送された分についても、スカパーと同じものにしておけばよかったのに、と思わないでもない。
大人の事情があるんでしょうね、きっと。
今夜放送予定の、「エピソード・オブ・チョッパー特別編」は、録画スタンバイOKです。
たぶんその時間帯は、「笑ってはいけない~」を見てるだろうと思われw
CS/DVD版は、本来あるべき姿と言えるんじゃないでしょうか。