これまでは215/50R17のブリザックVRXでしたが、今回購入したのはインチアップして18インチ。
ブリジストンのブリザックVRX2で、サイズは225/45R18です。
セットのホイールは、いわゆる中華品ですがLYZER KOTO Type-1(ダークグレーメタリック)の18インチ。
LYZERは、ワールドウイングという会社が取り扱うブランドのひとつで、ほかにKAZMAXというブランドからも同じデザインのホイールが販売されています。
当然JWL認証品となっていますが、こんなニュースもあったばかりなので、ちょっとばかり心配。
定価37,000円とは書いてあるものの・・・そんな価格では誰も買わないよなぁ。
実質1万円/本以下で売ってますし。
・・・まさか、37,000円って4本セットの定価じゃないよね?
ダークグレーで、見た目は割と渋め。
スポークが縁まで伸びたデザインが好きです。
ホイールカラーはシルバーのほうが好きなんですが、今回はちょっと冒険してみました。
18インチ純正、17インチVRX、18インチVRX2を並べてみると、こんな感じに。
すみません、日当たり良好すぎて、前輪のまわりが黒飛びしてます。
そして、ホイールが濃い色だと、なんとなく小さく見えてしまう。
シルバーのほうが膨張色なので、致し方なかいか。
斜めから見た構図もそれぞれ並べてみる。
こうすると、タイヤハウスの隙間の差で、タイヤの外径が異なるのがよくわかります。
(17インチVRXの写真は、若干遠く撮影したみたいで、小ささが強調されてしまいましたが)
・GT-S純正 ダンロップSP SPORT MAXX 050+ 225/45R18:661mm
・ブリジストン ブリザックVRX 215/50R17:648mm
・ブリジストン ブリザックVRX2 225/45R18:667mm
・ブリジストン ブリザックVRX 215/50R17:648mm
・ブリジストン ブリザックVRX2 225/45R18:667mm
ということで、なんと17インチVRXと18インチVRX2では、2cm近い差が出るんですねぇ。
18インチVRX2は、SPORT MAXX時と比べて車高も高くなりました。
そして、このタイヤハウスの余裕の無さが、メーカーからすると非推奨となるようです。
レヴォーグの説明書には以下のようにあります。
標準装着タイヤサイズ225/45R18の車両には必ず、215/50R17の冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着してください。
17インチを推奨する明確な理由は書かれていませんが、外径の大きいタイヤにすることで、
・アイサイトに影響が出る
・チェーンをつけるとタイヤハウスと干渉する
・ステアを切るとタイヤハウスに干渉する
・雪がタイヤハウスに詰まりやすくなる
・チェーンをつけるとタイヤハウスと干渉する
・ステアを切るとタイヤハウスに干渉する
・雪がタイヤハウスに詰まりやすくなる
などが想定できるかと思います。
しかしながら、どうしてもスタッドレスに18インチを履かせたい人のために、ブリザックRevo GZの外径を標準の667mmから663mmへと小径化させた、レヴォーグ専用18インチスタッドレスタイヤ「Revo GZ LV(→タイヤWEBサイト)」という商品が、ディーラーで販売されています。
そこまでしているのに、一方でスバル直系のアフターパーツ販売店であるスバル用品では、ブリザックの18インチVRX2(225/45R18)を販売しているんですよね。
以下のような記載とともに、ではありますが。
取付けによる直接的または間接的に発生しうる車両等の不具合は車両クレーム保証の対象外となります。
気にする人は気にすればいいし、しない人はしなければよいかと思います。
個人的には、あまり気にしないことにしました。
(非推奨サイズのスタッドレス履いているときにディーラー点検・車検する人は要注意かも?)
ということで、市販の18インチVRX2を履かせてしまったマイカーに話を戻します。
正面から見た感じ。
ツラの出具合は、純正とあまり変わらないです。
ダークグレーメタリックも、なかなか渋めで悪くなかったです。
STI SPORTSに見えなくもないかな?(嘘)
タイヤ4本、ホイール4本、組付バランス送料全部含めて約17万円でした。
タイヤの製造週は4本とも3019となっていて、これは2019年7月ごろ製造となります。
妙に古い在庫品などではなく安心しましたが、やっぱりVRX2も18インチも高い・・・
1本あたりのタイヤ+ホイール重量を比較すると、
・GT-S純正 18×7.5J+ダンロップSP SPORT MAXX 050+ 225/45R18:21.8kg
・A-TECHファイナルマインドGR-NEX 17x7J+ブリジストン ブリザックVRX 215/50R17:19.6kg
・LYZER KOTO Type1 18x7.5J+ブリジストン ブリザックVRX2 225/45R18:20.6kg
・A-TECHファイナルマインドGR-NEX 17x7J+ブリジストン ブリザックVRX 215/50R17:19.6kg
・LYZER KOTO Type1 18x7.5J+ブリジストン ブリザックVRX2 225/45R18:20.6kg
およそ1kgずつ異なっていました。
タイヤの差かホイールの差かはわかりませんが、18インチでも純正よりはスタッドレスのほうが軽いです。
幸い、消費増税ポイント還元キャンペーンにより、4万円相当のPaypayとTポイントが戻ってくる(らしい)ので、実質は13万円です。
17インチVRXを買ったときは、同じくタイヤホイール4本組付バランス送料込で12万5000円だったので、あんまり変わらないですね。
来シーズンだと還元は無さそうなので、どうせ買い換えるなら今シーズンがよさそうです(と言い聞かせる)。
交換時には格安アジアンタイヤをという向きも多いけど、スタッドレスは日本製を選びたいものですね。
F1でも13インチホイールで走れているのに、何故に市販車がいたずらにホイール径を大きくしたいのかは謎です。
が、結局手放すまで5年、そのタイヤで過ごせてしまいましたね。
軽量な車で、街乗りでおとなしく走る分には激安タイヤでもそう問題はないでしょう。
一方でタントも冬場はRevo GZ履いてました。
その前はGYのアイスナビでしたが、やはりというかRevo GZの安心感は違いました。
ホイールをデカくするのは・・・完全に見た目でしょう。
燃費も悪くなる、ハンドリングも重くなる、乗り心地も悪くなる、というのにw
タイヤを小径にして乗員スペースを広く取る。小回りが利くようにする。メリットが多そうなのですがねえ。
すごく不思議なサイドビューですが・・・w
VRX2ヤバいです。
雪道走行までにちゃんと剥かないと、ツルッツルかもしれませんです。
REVOはぐにゃぐにゃの柔らかさで氷雪を捉えるという感じでしたが、ドライでは柔らかすぎて挙動がやや神経質でした。
VRX2はソフトなタイヤという印象で、ドライでの神経質な挙動は消え安心感がありますね。
でも、爪で突いてみるとトレッドのゴムはとても柔らかいんです。技術の勝利というやつですね。
これで雪道も安全ですね。
ゴムのブロックを大きめにして剛性を高めつつ、ゴム自体をやわらかくする、という発想らしいですが、
これによりドライ路のハンドリングおよび耐摩耗性能の向上が図られているそうです。
新品履かせて200キロ程度走りましたが、当初の無接地感はかなり和らぎ、夏タイヤとあまり変わらない感覚で走行できるようになってきました(慣れもたぶんある・・・)。
冬本番になる前に慣らしは終わりそうなので、年末年始は安心してスキーへ行けそうです。
※雪が降らないという問題には、今年も悩まされそう。
いい頃合いに皮むきが終わったところで、雪道には出会えませんでしたあ…。
あきらめて、もうノーマルに戻しましたわ…。
ウチもそろそろかなぁと思いつつ、まだ履いております。
ドライ路走ってばかりなので、減りが気になる。