とりとめもなく、だらだらぬるぬる書き留めるらしいです。

ケンウッド、MDV-M907/807シリーズ発売

ケンウッドから20年モデルの新カーナビが発表されました。
待ちに待った上級モデルなわけですが・・・残念ながら8インチモデルは無し。
MDV-M805L以降、8インチの上級モデルが発売されないのは、やはりM805Lは売れ行きが良くなかったのだろうか。

当社“彩速ナビ”として初となる、フローティング機構を採用した大画面9V型HDパネルを搭載
AVナビゲーションシステム 彩速ナビゲーション「MDV-M907HDF」ほか計4モデルを発売



株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、AVナビゲーションシステムの新商品として、彩速ナビゲーション「MDV-M907HDF」「MDV-M907HDL」「MDV-M807HDW」「MDV-M807HD」の計4モデルを5月下旬より順次発売します。

今回のウリは、フローティングモデルの発売でしょう。
パナソニックが口火を切った、DINサイズにとらわれないディスプレイを浮かせたモデル。
これにより、物理的に大きなディスプレイを入れられない車種にも大画面モデルを適用できるようになったという、画期的な商品です。

ただ個人的には、フローティングはタブレットを車に据え付けているみたいで、あんまり格好よくない。
やっぱりインダッシュでコンソールにツライチで収まる形状がスマートと思ってしまいます。
(そういうところにこだわる人間自体が減ってきているのだろうなぁ、とも感じていますが)
それにレヴォーグだと、ディスプレイ上部がエアコン吹出口/ハザードランプやMFDの操作ボタンを邪魔する、または下部がエアコン操作部分を邪魔する位置に来てしまうようですね。

各社から出ているフローティングモデルとしては、


こんなところでしょうか。
パイオニアの製品は、カーナビではなくスマホ連動のディスプレイオーディオなので、ちょっと違いますけど。
それにパイオニアからは、完全にAndroidタブレットとのセット製品となるFH-7600SCなんて物も発売予定です。
売れるんだろうか、これ。
アルパインの11インチ、見た目もお値段もすごい迫力です。
同社は、広く浅くの価格競争に巻き込まれやすい一般ユーザ向けでなく、指定車種に特化することで生き残りを図ろうということですね。
そういう意味ではパナソニックのモデルがケンウッドの新フローティングナビと競合させやすいかもしれない。
画面の大きい(10インチモデル)パナがよいか、操作レスポンスとメディア対応に優れるケンウッドがよいか。

フローティング以外は、既存機能ブラッシュアップといった感じで、特に目立った点は見当たらないですが・・・
何かあるのかな?

それと、前の記事で指摘してみたケンウッドナビのわかりにくい品番体系ですが、結局改善はされないですね。
「MDV-M907HDL」が9インチ、「MDV-M805L」が8インチなのに、「MDV-M807HD」が7インチで「MDV-S707L」が8インチっていうこの体系、ケンウッド社内のエンジニアは気持ち悪くないのかねw


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コメント 4 件

Region2 より:
ナビに高機能を求める人、さらに言えばサウンドに凝る人が、以前より減っているような気がします。
KEI より:
そもそも車に凝る人が減っていますし・・・
スマホつないで音声だけ出ればよしって人も多いでしょうね。

実際、今のスマホはすでに7インチに近いサイズのものも多数。
もはや画面すら不要って人も増えつつありますな。

PNDはインダッシュよりもっとひどい状況な気がしますがどうなんでしょう?
Region2 より:
ランボルギーニは、すっきりとインダッシュに収まってますね。
新型のメルセデスは、メーターと一体感を出しつつ、これもインダッシュ。

デミオやカローラのディスプレイオーディオは、10年ぐらい前の欧州車の質の悪い物まねに見えます。
KEI より:
不必要な突起はないほうがよいと思うんですけどねぇ。
ディスプレイオーディオスタイルはどうも・・・w

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