とりとめもなく、だらだらぬるぬる書き留めるらしいです。

ナビ&DSRC装着

86にカーナビとDSRC車載器を取り付けました。
厳密には、ナビは納車日当日に取り付け、DSRC車載器は先日到着したので、11日に取り付けました。
いずれもDIYですけど、さすがにこのクソ寒い中チマチマと作業するのは辛かったw

ナビは、先日の日記にも書きましたが、ケンウッド彩速ナビ「MDV-Z700W」です。
そしてDSRC車載器は、Z700Wと連動できるパナソニック製「CY-DSR110」です。



彩速ナビ MDV-Z700W ダッシュボード左奥に見えるのはVICSアンテナ


DSRCとは、Dedicated Short Range Communication:スポット通信と呼ばれる通信方式のことであり、DSRC車載器とは、この通信方式を利用したサービスにより提供される情報を双方向通信する端末のことです。
高速道路の渋滞情報は、これまでVICSにより担われてきましたが、今後はこのDSRC通信を利用した「ITSスポットサービス」に移行するそうです。



こういうデザインの看板見たことあります?


DSRCの詳細はこちらを参照してください。


中部地方では、まだまだITSスポットは未普及であり、あまりDSRC車載器としての役割には期待していませんが、14年1月現在のところ「社会実験」の名目で、モニター協力と引き換えに政府の助成金(2万円!)を受けることができます。
ETC車載器としても利用できるため、このお得な助成制度を利用しない手はありません。
実際、パナソニックCY-DSR110はネットショップで2万円だったので、本体実質タダ+セットアップ費4,000円弱で入手できました。
最も安いETCを購入しても、セットアップ費込みで5,000円を割るのは厳しいでしょう。

追加で、3,000円以上するナビ接続用のDSRC車載器専用ケーブルが必要ですがw

今回の助成金制度を受けるためには、
1.DSRC対応カーナビを持っている(もしくは買う)
2.対象店舗(ネットショップ可)でDSRC車載器を購入+セットアップする
3.カーナビと必ず接続し、一定期間(2年?)外さない
が原則です。
対象外のショップで購入し、別の店でセットアップしても助成金は受けられません。
助成金の詳細はこちら(PDF)を参照してください。
2月末ごろが期限のため、ナビ&ETCの購入を検討している方はご一考を。

注意:
上記の助成金制度は2014年2月末で一旦終了しています。
延長されたり、別の支援制度があるかもしれませんので、各自にてご確認ください。


ちなみに、「双方向通信」をうたっている以上、普及活動の一環として、何らかの行動情報は政府に握られますw
そういうのが嫌な人は、やめておいたほうが精神的に良いかと思います。

さて、今回のDSRC車載器は、最近86・BRZのDIYで流行のマツダ純正オプションである「スマートインETCボックス(5,250円)」を利用して、86のルーフ部分へ取り付けました。
このETCボックス取り付けには、ルーフライニング(内張り)をカットする必要があります。
カット位置をミスったら取り返しが付きませんので、ご注意を。
新車のルーフライニングにカッターを入れるのは、相当に緊張しましたw

ネットでの例は、ほとんど運転席サンバイザーの裏側取り付けでしたが、助手席の人にもカード挿入してもらえるよう、あえてルーフ中央部に設置。
もう少し前のほうにしたかったのですが、該当位置のライニングの裏側に、吸音材のようなブロックが貼り付けられていたので、それを避けて後ろのほうにした結果、この位置となりました。



CY-DSR110+ETCボックスを取り付けた様子



レバーを押すと車載器が下がってカード出し入れ可能に


Z700Wと連動しているので、カード履歴をZ700W上で表示したり、警告やメッセージをZ700W経由で表示・発声させたりできます。
エンジンON・OFF時の「カードが挿入されました/されています」音声のみ、DSRC車載器のアンテナ兼スピーカーから発せられます。
そのアンテナは、メーターフード裏側に貼り付け、外からは見えないようにしてあります。
料金所におけるETCの動作には問題ありませんでした。(が、やる人は各自の責任でどうぞ。)
アンテナスピーカーの音声が聞こえなくなるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。

ところで、Z700WとDSR110を連動させるためには、前述のとおり専用ケーブル「KNA-13DSRC」が必要です。
しかしこのケーブル生産量が少ないのか、どこを探しても売っている店がありません。

そこでDIY派には朗報ですが、実はパナソニック製ナビ(CN-H500WDなど)とDSR110を接続する専用ケーブル「CA-DC10D」に、ちょっとした加工をするだけで、Z700WとDSR110との接続ケーブルに流用できちゃったりしちゃうわけです。
Z700WとDSR110連動を考えていて、ケーブル入手に困っている人は、CA-DC10Dの流用も検討してみては?
Z700W側のコネクタと、CA-DC10Dのコネクタをにらめっこすれば、どう加工すればいいかすぐにわかります。
ちなみに、CA-DC10Dは長さ3mあったため、ギリギリ車載器まで届きましたが、車載器をルーフに取り付けて、なおかつナビ連動を考えている人は、ルーフライニングをカットする前にケーブルが希望位置まで届くかどうか、確認してください。

総論として、助成金の利用とマツダETCボックスを利用した取り付けで、名前のとおり「スマート」にDSRC車載器を装備できて、個人的には大満足です。
ルーフライニングカット時は、真冬だというのに緊張で変な汗をかきながら実施しましたけどw

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コメント 2 件

Region2 より:
大丈夫!相手は国土交通省。
警察庁は
http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/utms/index.htm

タテ割りという奴ですな。
同じようなシステムを違う官庁でやっている。
KEI より:
縦割りですねぇ。
ま、企業の情報部門も似たような状況にありますけどw

とりあえず、86いまだ300キロも走ってません。
そろそろ1ヶ月点検だなぁ。

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