昨年までは、普通に荷室へ板を立てておきましたが、結構車内が狭くなるので、頭の上のスペースを有効活用してしまえばゆったりするんじゃないか、ということで。
普通のワンボックスは、左右のアシストグリップに伸縮バー(ラック)を橋渡しするだけで車内キャリアが完成するのですが、タントの場合
(1)運転席にアシストグリップがない
(2)後ろのアシストグリップは、左右で高さが違う
という理由で、単にラックを渡せばいいというものでもないのです。
最初は、こういう商品を買おうかと思っていましたが、これくらいなら自分でも作れそうじゃね?てなわけで、自作にチャレンジ。
基本方針は、右側だけに塩ビパイプを通して、左側のアシストグリップはそのまま使用し、伸縮ラックを渡します。
準備したのは、
こういうステーをM6ネジ+ナットで組み合わせた部品x3つとターンナット3つ
ターンナットとは、穴しかない部分に何かをビス止めするためのもの。
穴を拡張するための、電動ドリル用リーマー
あと、塩ビパイプ2メートル、パイプエンド用のキャップx2、車内用伸縮ラックx2です。
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お値段は、
・ステー1セットx3:270円/個(ステー2個)。3つで810円。
・M6ステンネジ&ナットセット:160円
・ターンナット:M6用448円 M4用390円
・伸縮ラック:950円/本。前後2本で1,900円。
・塩ビパイプ(HI管):2メートル498円。
・パイプキャップ:58円/個x2=116円
・リーマー:1,400円。
リーマーは工具なので除くとして、合計は4,322円。
伸縮ラックを、ホームセンターにある安物+ステーで頑張れば、もっと安く上がりそうです。
リアのアシストグリップを外し、ターンナットM6でステーを取り付け(2本)
フロントは、丸い化粧カバーを外し、内装をステーの形にカット
カット後に、穴をリーマーで5mm→8mmまで拡張
ターンナットM4を使って、ステーを取り付け
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取り付けたステーに塩ビパイプを通してキャップで蓋
伸縮ラックを長さ調整して橋渡し
運転手がチビのため、頭部に干渉したりはしない
完成まで、2時間くらいですかね。
なお、塩ビパイプは1.5mくらいまでカットしたとか、ネジ穴の拡張後は錆止めにタッチアップを塗ったとか、を追記しときます。
ターンナットは一度使うと引っこ抜けなかったり、ネジ穴をドリルで拡張してみたりなど、元に戻せない感満載ではありますが、どうせタントは乗りつぶし予定なので、別によいのです。
ということで、今シーズンのスキーが待ち遠しい感じでしたw
86のどこに、そんなルーフスペースが・・・w
http://www.diy-life.net/parts/28_pipe/index.html
こちらのが剛性が高いので、安心感高いです。
え?
激しく勘違いしている…のかな??
実際のところ、塩ビパイプだとけっこう撓るので、
板がハネたりするんですよね。
割と危険(苦笑)