72,000円も払った施設設置負担金とは何だったのか。
ウチには、デザインを気に入って買ったシャープのJD-S10CWがありますが、もはや発売から10年経ちます。
シャープ JD-S10CW
直線を基調にエッジを丸めたシンプルな外観が素晴らしい。
今もってこれを超えるデザインの電話はなかなかありません。(と勝手に思っている)
地味ですが、液晶画面が漢字表示可能なのもポイント。
アンテナだけ、えらく黄ばんでしまいましたが、本体はまだまだ元気です。
しかしながら、コードレス電話の宿命といいますか、バッテリーは劣化します。
劣化すると充電できなくなるので、定期的に交換が必要なのですが、このバッテリー意外と高いんですよね。
1個あたり1,000~1,500円程度します。
こういうやつ
なので、過去に単4エネループ3本と養生テープとハンダを利用して、↓こんなのを作りました。
自作バッテリー
とりあえずこれで動作はするのですが、バッテリーがヘタった時に、またハンダ作業するのがめんどくさい。
電池はハンダが付きにくいうえに、長時間のハンダこてによる加熱は爆発の危険性があります。
子機の電池ボックス
この電池ボックスを眺めていると、「普通に端子付けて電池3本入れるようにすればいいんじゃね?」と思い始めました。
そこで、既存の何かしら乾電池製品から、端子を取り出して移植することに。
100円で買ったLED懐中電灯
100円でかなりの粗悪品だったらしく点滅したり点かなかったりということで、廃棄待ちでした。
この懐中電灯は、3本の単4電池を使うタイプです。
つまり、端子の大きさとしてはピッタリということで、今回
(端子が手に入らない人は、こういう製品を購入するのも手だと思います。)
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さっそく電池ボックスをバラして端子を取り出しました。
端子だけになった
これらの端子から
(1)プラスマイナス接続用x2
(2)マイナス配線接続用x1
(3)バネのついていないプラス配線接続用x1
という4つの端子を作ります。
その後、加工した端子を瞬間接着剤で子機の電池ボックスに貼り付けます。
最後に、電池についていた配線をハンダ付けして端子間を接続します。
今回の端子では、↑このように加工して
こんなイメージで装着
出来上がりはこんな感じ
もう1台も同じように処理
これで完成。
作業時間は2台で1時間以下です。
電池を入れてみる
電池は、まるで最初からこういう仕様だったかのように収まります。
これで電池がヘタっても簡単に交換できますし、メモリー効果が起きても簡単に外して放電できます。
動作確認終了
電池の容量としては、標準が700とか800mAh程度なのに対し、エネループ系の充電池は1本あたり750mAh程度。
3本使えば2000mAhを超えるため、そうそう電池が切れたりはしません。
(充電も時間かかるかもしれませんが)
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今時、1万円も出せば子機2台付きコードレス電話を買える時代ですが、お気に入りの製品に手をかけて永く使い続けるのも乙なもんです。
(3年足らずで車を売り払った人間が言うセリフではないのかも)
なお、お約束の文言ですが実行される場合は自己責任で。
充電が絡むので、充電池が火を噴いたり破裂したり、間違えて乾電池を入れて充電した結果重大な事故につながったとしても、関知いたしません。
コネクタから端子を抜いて差し替えました@職場。
いわゆる乾電池形状とは違う、専用のものですかね。
どうみても単3充電池3個をスポット溶接してパッケージに入れているやつです。
赤黒の極性だけ変えてある…。
そんなことがあるんですなぁ。
どっちかが、出っ張りがマイナスになってるわけですかね。
同じ形式のコネクタなのに配列が赤-黒となっているか、黒-赤になっているか。
どちらがどちら向けの電池だったかもう覚えはないけど、一般消費者は混乱するよねえ。
子機本体とつなぐ端子の極性が逆なんですね。
同じ形状なのに逆ってのは、なまじハマってしまうだけに、間違って買うと困りますねぇ。