韓国製ってのが気に入りませんが、音質はアップル製のアレとは雲泥の差。
USBマスストレージにより転送も楽ですし、有機ELにより動画は非常に美しく表示されます。
最近は車でのカーナビAV入力に刺して再生が多いため、せっかくの有機ELはあまり利用していませんがw
そのS9ですが、
■コウォン、3.3型有機EL搭載AVプレーヤー「S9」(2008.12.19 価格COM)
AVI/WMV形式の動画再生、MP3/2/1/WMA/FLAC/OGG/APE/WAV形式の音楽再生、JPEG形式の画像再生、テキスト表示に対応。Adobe社の「Flash player」も備えており、ゲームやコンテンツを楽しめる。
AVI/WMV形式の動画再生、MP3/2/1/WMA/FLAC/OGG/APE/WAV形式の音楽再生、JPEG形式の画像再生、テキスト表示に対応。Adobe社の「Flash player」も備えており、ゲームやコンテンツを楽しめる。
ということで発売当初、最近流行のMP4への対応は明示されていませんでした。
また、当時はH.264圧縮には非常に時間がかかり、C2Dマシンであっても実時間の数倍は当たり前に必要だったため、ほとんどの動画をAVI形式(Xvid)で作成していました。
一方で、iPhoneはH.264/AVCハードウェアデコーダー搭載であり、MP4コンテンツ再生に最適化されています。
iPhone純正アプリでは、MP4以外の動画はiTunesで転送できませんが、3rdパーティアプリを使えば、AVI、MPG形式の動画も再生させることができますが、CPUを使ったソフトウェアエンコードになるため、バッテリー消耗の点でMP4に対し不利益は否めません。
その後、S9はファームウェア更新(2.50)のタイミングで、非公式ながらH.264の再生に対応しMP4の再生が可能になりました。
エンコードについては、i7 2600KのQSVエンコーダーを利用することで、H.264といえども爆速で変換ができるようになりました。
これで、S9で再生させる動画をMP4にすることで、iPhoneでもS9でも同じ1つのファイルで共用にすることができます。
エンコードには、TMPGEnc Video Mastering Works5を利用し、設定は以下のようにしました。
<映像>
・エンコーダ:Intel Media SDK Hardware(QSV)
・プロファイル:Baseline L2.1
・解像度:480×272
・フレームレート:29.97fps(プログレッシブ)
・ビットレート:1.5Mbps VBR
<音声>
・フォーマット:AAC
・サンプリング:入力ファイルと同じ
これで、S9にてあっけなくMP4ファイルを再生できました。
もちろんiPhoneでも同じファイルを再生できています。
S9用のAVI(Xvid)と、iPhone用のMP4を分けてエンコード・管理する必要がなくなりますねぇ。
まだまだS9は現役で働いてもらいますw
2021年12月3日 1:00 PM
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2021年11月30日 2:42 PM
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