ドコモが昨年発売した、
・「F-12C」
・「Xperia PLAY SO-01D」
・「Xperia ray SO-03C」
・「Xperia acro SO-02C」
・「Xperia arc SO-01C」
については、Android4.0へのバージョンアップを見送ることになったそうです。(⇒参考)
大半のユーザがOSバージョンアップの意味すら理解してないんでしょうけど、iPhoneが3GSでも(機能限定とはいえ)iOS6.0アップの可能性を残していることを考えると、見切るの早すぎ。
iOS+iPhoneは、OSとハード設計が全てAppleであるという点で、Androidよりはるかにバージョンアップの整合性をとりやすいという点は理解できますが、今回Xperia系のバージョンアップを阻害している原因は、XperiaにもAndroidにも無く、ドコモが自社携帯に導入している独自アプリケーションにある、という点が見逃せないでしょう。
その証明として、海外モデルのXperiaは、すべてAndroid4.0へのアップデートが可能です。
つまり、ドコモ仕様にされたXperiaのみが、世界で唯一Android4.0にアップデートできないわけです。
iPhoneがドコモから出ない理由と、根っこは同じようなところにありそうです。
B-CAS+コピー制御の日本専用テレビや、ドコモ独自アプリの強制搭載など、日本家電製品の世界競争力を削いでいるのは、(メーカーの努力不足もさることながら)こういった官製企業や法人による利権構造に大きな要因があるケースも多いでしょうね。

2021年12月3日 1:00 PM
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