ガマンできずに買ってしまいました、新しいテレビ。
99年1月の発売当初に購入し、10年使った東芝FACE 28Z5Pはついに引退となりました。
新しいテレビは、パナソニック製のプラズマV2シリーズ「TH-P46V2」です。
反射がひどい・・・w
■パナソニック、フル・ブラックパネル採用「VIERA V2」 -コントラスト500万:1。新フィルタで「黒を極めた」(AV Watch)
パナソニックは、新開発の「フル・ブラックパネル」を採用し、ネイティブコントラストで業界最高となる500万:1を実現したというプラズマテレビ「VIERA」V2シリーズ3機種を3月5日に発売する。サイズは50/46/42型をラインナップ。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。全てエコポイント対象商品となる。
当初は、42~46インチで液晶か、安くなったプラズマを買おうか悩んでいました。
対象になったのは、以下の機種。
■KDL-46EX700 ソニー、LED搭載の薄型液晶テレビ「BRAVIA EX700」
-デザイン/高画質/省エネを訴求。32~52型フルHD(AV Watch)
■UT47-XP800 日立、8倍録画対応の最薄35mm液晶TV「Wooo UT800」
-アクトビラや画質自動調整も。32型もフルHDに(AV Watch)
■TH-P46V1 パナソニック、ネオ・プラズマパネル採用「VIERA」6機種
-消費電力半減。世界最高のコントラスト4万:1実現(AV Watch)
当初は、レコーダーもついてデザインも良い日立のXP800と、モデル末期で安くなっているパナのTH-P46V1を検討。
そこへ、先月ソニーがEX700シリーズをリリースして、そのデザインがよかったので、KDL46EX700にしようかと思っていましたが、店頭で新しいパナソニックV2の画質を見て一目惚れw
パイオニアKUROを彷彿とさせる暗いシーンでの再現力は、液晶の比ではありません。
映画とゲームを重視する我が家にとって、これほどのアイテムは無いw
懸念となるプラズマの消費電力ですが、定格消費電力で見ると、まだまだプラズマは液晶にかなわないものの、年間消費電力量で比較すれば、その差はぐっと縮まっており、一昔前の液晶よりも省電力なくらいです。
これは、定格消費電力がその商品が持つ最大出力時(映像の輝度や音声出力など)の電力数値であるのに対し、年間消費電力量は、通常の利用を想定した電力の年間想定積算だからです。
絶対値はあまり参考になりませんが、相対的に見る分には大きな問題は無いでしょう。
ちなみに200kWh/年で、年間の電気代はおよそ4,600円だそうです。
で、購入して数日使用した感想を整理しますと、
【すばらしい点】
- 何といっても画質。大画面の迫力と細部の描写、黒の沈み込みは、最新の液晶であっても比較にならない。
- 画面パネルは大きくなったが、薄さもあって部屋は広くなった感を受ける。
- お部屋ジャンプリンク(≒DLNA機能)により、PCで録画したPT1のHD映像もトランスコードなしでネットワーク経由で再生できる。
- 43キロあった28Z5Pから27キロと、15キロ近い減量。テレビ台も楽そうw
- やはりデジタル放送は綺麗。アナログで映りにくかったテレビ愛知や中京テレビも問題なし。
【イマイチな点】
- D端子がひとつしかない。今後はHDMIとはいえ、既存のDVDプレイヤーとWiiを同時につなげない。
- デザインとカラーが野暮ったい。UT47やEX700のようなホワイトモデルがあればよかったのに。
- DLNAは実質DIGA専用。PCにあるMPEG2映像以外のメディアファイル再生(AVIなど)は困難。
- 電子番組表は操作レスポンスがもっさりしている。
- 近寄ると、冷却ファンの音が気になる。
イマイチな点は、D端子の件以外は総じてアラ探しに近いものがあり、全体としては非常に満足しています。
このデフレと不景気の中、46インチ液晶が10万程度で買えてしまう現状で、倍以上の金を出して最新プラズマテレビを買うのは勇気と無謀さが必要でありますが、このテレビで映画を見ると、やはり買ってよかったなと思わせるものがあります。
28Z5Pには、10年の間故障もなくよくがんばってもらいました。
D3対応で、デジタルチューナーをつければ、今でも安物液晶より綺麗な画面を出してくれます。
今後は、親戚の家で第2の人生を歩んでもらおうと思います。
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