MicroATX規格に準拠しながら、AV専用機器を自作できるボードが発売されるようです。
引用:
■エンティス、自分好みのメディアプレーヤーが作れる自作用キット(Phile Web)
(株)エンティスは、パーツを組み合わせてデジタルメディアプレーヤーを自作することができるAVキット“BayCraftキットシリーズ”を新たに展開すると発表した。
同シリーズの第1弾として、Sigma Design社製EM8623Lを搭載したMicroATXサイズのデジタルメディアプレーヤーボード「DMP8623ATX」を、専用サイトで本日より販売開始した。シリーズのベース基板となるもので、販売価格は24,800円(税込)。
MicroATXサイズかつ端子の位置もMicroATXと同じなので、既存のPC用ケースが使えるわけです。
しかし、デジタルメディアプレイヤーといっても何を作るか迷いますね。
デジタルレコーダーを作ろうにも、地上デジタル放送を満足に録画できる自作パーツはありませんし、ネットワークオーディオプレイヤーなら、もっと安く既製品が買えそうですし。
PC用ケースも、あまり格好の良いものが無いので、リビングに並べたら違和感バリバリってことになるかも。
コンセプトは面白いと思うんですけどね。
消費者の利便性を無視しているデジタル放送のコピーガード問題が何とかなれば、こういう製品にも活用の道が開けるのに。
Blu-rayコンボドライブという表現が今ひとつ判りかねるのですが。
パイオニアが北京で、「BDC-S02」というBlu-ray/DVD/CDコンボドライブを発表しました。
引用:
■Pioneer unveils Blu-ray Disc Combo drive in Beijing(DigiTimes)
Pioneer on April 17 debuted its BDC-S02 Blu-ray Disc (BD) Combo drive model in Beijing, for immediate launch in China and later in other markets around the world at a recommended retail price of US$299, according to Pioneer's Taiwan subsidiary Pioneer High Fidelity Taiwan.
なぜ北京からなのかは不明ですが、もっと驚くべきなのは、価格を「299ドル」としたこと。
既存のドライブと比較してもかなり安い価格です。
引用:
The BDC-S02 can playback high-definition movies on BD-ROM, BD-R (recordable), BD-R DL (single-sided double-layer), BD-RE (rewritable) and BD-RE DL discs as well as common DVD and CD discs.
BD-ROM再生はもちろん、単層/2層BD-RおよびREの「再生が可能」とは記述されているのですが、記録できる(can write)とは記載されていないのですね。
それが前述の「今ひとつ判りかねる」ってのにつながってるわけですが。
「安すぎる」=「再生専用?」という図式が頭の中では成立しかかっています。
ぜひともそれを打ち破って、3万円台の記録型BDドライブを出して欲しいもんですが。
ちなみにBDC-S02発表の担当者いわく、次世代メディアの普及に関して「2006-2008年はITプロフェッショナルへ、2008-2010年は自作ユーザへ、2010年以降はホームユーザへ展開されるだろう」と言及したようです。
自作ユーザが先なのか、メーカPC搭載によりホームユーザへの展開が早いのか、まだ予測は付きません。
Lite-onの20倍速DVD±Rドライブ「LH-20A1P」。
その外付け版となる「LH-20A1PX」がリンクスから発売されます。
引用:
■リンクス、20倍速DVD±R対応外付け型スーパーマルチ
−USB 2.0接続。実売7,980円(AV Watch)
株式会社リンクスインターナショナルは、LITE-ON製の外付け型DVDスーパーマルチドライブ「LH-20A1PX」を21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,980円前後の見込み。
それにしても、外付けUSBで8,000円ですか。
本当に記録型DVDドライブも安くなったものです。
次世代DVDはまだ高嶺の花っぽい雰囲気ですし、もうしばらくはDVDの天下が続くんでしょうか。
改造ファームウェアなどのリスクなしに、PCをリージョンフリー環境にしてくれる「AnyDVD」が6.1.3.6にバージョンアップしました。
不具合修正がメインです。
DOWNLOAD
引用:
6.1.3.6 2007 04 13
- 修正:AnyDVD 6.1.3.5がWin2000で正常に動作しない不具合を修正
- 細かい修正と改善
- 言語の更新
6.1.3.5 2007 04 10
- 新規(Blu-ray):リージョンコード除去機能を改善
- 新規:サードパーティドライバに関する互換性問題への代替手段を追加
- 細かい修正と改善
- 言語の更新
いつの間にかパイオニアの記録型DVDドライブも、DVR-2**に。
DVR-1**との違いはどこになるのでしょうか。
引用:
■バッファロー、実売6,980円のシリアルATA接続ドライブ
−8,925円のDVD±R 20倍速記録対応ドライブも(AV Watch)
株式会社バッファローは、オーサリングソフトなどを省略して低価格化したDVDスーパーマルチドライブ2モデルを4月下旬より発売する。
シリアルATA接続に対応する「DVSM-X1218FBS/B」と、DVD±R 20倍速記録対応の「DVSM-H55N/B」を用意。価格はDVSM-X1218FBS/Bがオープンプライス、店頭予想価格は6,980円前後の見込みで、DVSM-H55N/Bが8,925円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
DVSM-X1218FBS/Bは、パイオニアDVR-212を採用したシリアルATA対応のDVDスーパーマルチ。
DVD±R DL10倍速、DVD±R18倍速、DVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速、DVD-RAM12倍速となっています。
965以降のマザーボードを使っている人は、シリアルATA接続したいところですね。
DVSM-H55N/Bは、日立GSA-H55Nを採用。
DVD±R DL10倍速、DVD±R20倍速、DVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速、DVD-RAM12倍速と、±R20倍速が目を引きます。
あとでパイオニアと日立のドライブ一覧、更新しときます。
DVDには、様々な特典が付属します。
かつてメイキング映像や画像だけだった特典は、ゲーム等ができるまでに進化しました。
Blu-rayにも当然特典を実現する仕組みがあるわけですが、これが07年10月より変わるようです。
引用:
■A change of specification for Blu-ray discs?(cdfreaks)
Blu-ray Disc Java is coming this fall, and it may be incompatible with some of today's machines.
As stated in the news, all players manufactured after October 31 must support BD Java, a programming language for Blu-ray Disc media used mainly to deliver picture-in-picture for in-movie commentary and special features.
今後Blu-rayでインタラクティブなしくみを実現するためには、プレイヤー側にBD Javaというランタイム(?)環境が必要になるとのこと。
また、256MB以上のメモリ容量が必要になるなど、ファームウェア更新等では追いつかないハードウェア要件が、BD Javaには定義されているようですが・・・
既存のプレイヤーを持つユーザに対するフォローはあるのでしょうか?
「本編は見られるけど、特典は見られない」というプレイヤーがあふれることにならないか、心配です。
#心配するほど売れていないという話もありますが。
リンクスインターナショナルから、LITE-ON製の20倍速DVD±Rドライブ「LH-20A1S-16」が発売されます。
引用:
■DVD±Rの書き込み速度、世界最速の20倍速!
より高速なS-ATAインターフェイス接続、高品位の書き込み速度を実現
Blu-rayを除く全てのメディアに対応した「LH-20A1S-16」日本語版発売(リンクス)
LITEON「LH-20A1S-16」日本語版は、DVD±R(1層)の書き込み速度が、世界最速の20倍速に対応した内蔵型DVDハイパーマルチドライブです。インターフェイスは、より高速転送を可能にするS-ATA(シリアルATA)接続。バッファアンダーランエラーを防ぐSMART-BURN機能、高速リッピングを可能にするSMART-X機能などLITEON独自機能により早くて安定した高品質の書き込みを実現致します。Blu-rayを除く、全てのメディアに対応したハイパーマルチドライブになります。
「Blu-rayを除く、全てのメディアに対応したハイパーマルチドライブになります。」と記載されていますが、HD-DVDにはもちろん対応していませんね。
この文章では誤解を招きそうですがどうでしょう。
5,980円でHD-DVDになんか対応するわけないから問題ない?ああそうですかw
20倍速DVD±R記録以外のLH-20A1S-16の特長としては、シリアルATA対応が挙げられるでしょう。
うちのPCも、LGのマルチドライブ用にパラレルATAが必要ですが、ドライブを買い換えればパラレルは不要になりそうですし。
改造ファームウェアなどのリスクなしに、PCをリージョンフリー環境にしてくれる「AnyDVD」が6.1.3.2にバージョンアップしました。
「Protected DVD-Video」というプロテクトを施されたDVDは、仕様によりWindows MCE2005で再生できないのですが、AnyDVDを使えば再生できるということです。
これについては、Slysoftはプロテクトをかけるメーカーを痛烈に批判しているようです。
DOWNLOAD
引用:
6.1.3.2 2007 03 15
- 新規(DVD):「Protect DVD-Video」プロテクトの新しいバージョンに、「読めないセクター(バッドセクター)に基づいたコピープロテクション」を除去するオプションが対応した。
対応タイトル例:独R2タイトル「Wer früher stirbt...」「Perfume」など
- 注意:AnyDVDにより、「Protect DVD-Video」でプロテクトされたDVDがWindows MCE2005でWMPもしくはZoomPlayerを利用して再生できるようになった。AnyDVDなしでこれらのディスクは再生できない!糞プロテクトを採用したメーカーどもは恥を知れ。
オリジナルのディスクを再生できなくとも、メーカーは何も消費者に対応してくれない。
彼らは消費者にDVDビデオで顔をひっぱたかれればいいのだ。
- 修正(HD DVD):ディスクのボリュームラベルが空白文字で終わっている場合にプロテクト除去できない不具合を修正。
対応タイトル例:米「Nine Inch Nails Live: Beside You In Time」
- 修正(HD DVD):iHDメニューの無いディスクに対応できない不具合を修正。
対応タイトル例:米、日「Heart - Alive in Seattle」
- 修正(Blu-ray):不連続なセクションを持ったファイルが正しくプロテクト除去されない不具合を修正。
対応タイトル例:米「Prestige」などBlu-rayディスク多数
- 細かい修正と改善
- 言語の更新