アイオーデータとバッファローが、日立LG製の記録型BDドライブ「GGW-H20N」をベースにした製品を発売します。
どちらも発売は9月で、だいたい7万円前後となります。
GGW-H20Nのウリは、6倍速BD-Rもさることながら、HD-DVDのリードにも対応している点でしょう。
引用:
GGW-H20Nスペック
BD-R SL:6倍速
BD-R DL:4倍速
BD-RW SL/DL:2倍速
DVD±R DL:4倍速
DVD±R SL:16倍速
DVD+RW:8倍速
DVD-RW:6倍速
DVD-RAM:5倍速
接続:シリアルATA
バッファロー BRHC-6316
シリアルATA内蔵モデル:BRHC-6316FBS-BK(黒モデルのみ)(73,920円)
USB2.0外付けモデル:BRHC-6316U2(78,540円)
バンドルソフトは「PowerDVD7.3 Ultra」「PowerProducer 4」「Power2Go 5」と、サイバーリンク製で固められています。
アイオーデータ BRD-SH6B/BRD-UXH6
シリアルATA内蔵モデル:BRD-SH6B(66,750円)
USB2.0/eSATA外付けモデル:BRD-UXH6(72,450円)
バンドルソフトは「WinDVD」「DVD MovieWriter 5 BD Version」「B's Recorder GOLD9 BASIC+B's GLIP 7」となっています。
アイオーのほうが内蔵・外付けともにバッファローより5〜6,000円安いのが魅力。
さらに、外付けモデルはインターフェースがeSATAとUSB2.0の2つ用意されているため、アイオーのほうがお得じゃないでしょうか。
内蔵モデルはどちらも黒しかラインナップされておらず、白・シルバーモデルがいい人は、しばし待ちですね。
パラマウントピクチャーズとドリームワークスは、今後同社から発売されるHDコンテンツに関して、すべてHD DVDフォーマットに統一して発売し、Blu-rayによる供給は行わないと発表しました。
世界的に趨勢がBlu-rayに傾く中、パラマウントがHD DVDを選択した意図はどこにあるのでしょうか?
引用:
■Paramount/DreamWorksが“HD DVDのみ”サポートへ
−「トランスフォーマー」や「シュレック3」を独占供給(AV Watch)
Paramount PicturesとDreamWorks Animationは20日(現地時間)、次世代ディスクとしてHD DVDを独占的に供給する方針に転換することを発表した。
今回のHD DVDの支持表明により、Viacom傘下のParamount PicturesとDreamWorks Animation、DreamWorks Pictures、Paramount Vantage、Nickelodeon Movies、MTV Filmsの各タイトルはHD DVDフォーマットのみでリリースされる。なお、スティーブン・スピルバーグ監督作品については、HD DVD独占供給タイトルには含まれない。
05年10月のBlu-ray支持表明から一転、HD DVDに注力することを表明したパラマウント。
PS3の爆発的人気によるBlu-rayメディアの普及を懸念したパラマウントが、Blu-rayでのコンテンツ提供に踏み切ったと思われますが、蓋を開けてみると思ったほど売れないPS3。
この程度の普及率では、Blu-rayとHD DVDの両ラインによる生産コストはカバーできない、と考えたのでしょうか。
また、米国では最安値のHD DVDプレイヤーが300ドルを切っているのに対し、Blu-rayプレイヤーは未だ500ドル近い価格となっています。
これらプレイヤーの価格差から、HD DVDが今後シェアを広げていく可能性は否定できないと思われます。
先日、総務省の諮問機関である情報通信審議会において、デジタル放送に採用されている1回きりコピー制限の「コピーワンス」を緩和するよう、放送事業者やメーカーに要請がありました。
現在のコピーワンスにおける課題としては、HDDに録画したコンテンツをDVDなどにムーブ(移動)した際に、HDDのコンテンツは削除されますが、DVDへのムーブが失敗したとしても、HDDのコンテンツは削除されてしまい、復旧が出来ないことにあります。
また、ハイビジョン映像をSD映像にダウンコンバートして、ポータブルメディアなどに落とし込む場合も、ムーブ扱いとなり、オリジナルのハイビジョン映像は同様に削除されてしまいます。
見て削除するような番組はともかく、永久保存したい映像などは、怖くてムーブ出来ないことになりますね。
審議会では9回までのコピーを許可しそれ以上はムーブとする、および孫コピー(コピーのコピー)を出来ないようにする方向で検討する模様です。
コンテンツプロバイダとしては、9回という回数に拒否反応を示していますが、総務省のお怒りは強いようで、今年中に何らかの対応が決まると思われます。
さて、消費者として困るのはここから。
このCPRM緩和案が通りますと、今後は9回コピー可能なデジタルレコーダーが開発・販売されることになると思いますが、問題はこれまで発売されてきたレコーダーは必ずしもこの新しい方式に対応できるとは限らないことです。
HDDやBDレコーダーに限らず、地デジチューナー搭載PCやHDD搭載液晶テレビなど、CPRM対応しているデジタルレコーダーは多々販売されています。
これらは、CPRMが緩和され9回コピーOKとなったあとも、ムーブしか出来ない機種として使い続けなければいけない可能性は十分にあります。
たとえば、
■東芝、倍速/USB HDD録画対応のフルHD液晶テレビ
−レグザリンク対応37〜57型「REGZA Z3500」(AV Watch)
■東芝、地デジWチューナ/レグザリンク搭載AVノートPC
−VARDIAの録画番組をDTCP-IP再生。HD DVD搭載(AV Watch)
こういう新機種が最近も発表されましたが、これらも緩和案に対応可能かどうかは未知数となります。
むしろ、ファームアップだけで対応可能なハードのほうが少ないのではないでしょうか。
HDDに撮り貯めて、閲覧→消去を繰り返すだけの人にとってみれば、07年末にかけて新案に対応できない旧機種が大量に投売りされる可能性があるため、それを狙うというチャンスがあると思います。
しかし、映像を残しておきたいと思う人は、現時点では買い控えが正解じゃないでしょうか。
すでに買っちゃった人・・・ご愁傷様です。
何をかくそう、我が親も、AQUOS LINKでFullHD 37インチ液晶+HDDレコーダーを買ってしまった模様w
【参考サイト】
■「コピーワンス」見直しは「コピー9回」へ
−10回目でムーブ。地デジ録画の運用ルール見直し(AV Watch)
■神々の失墜、崩壊するコピーワンス
■ボクにもわかる地上デジタル
アイオーデータから、シリアルATA接続の18倍速DVD±Rドライブ「DVR-SH62LE」が発売されました。
価格は6,000円前後。
引用:
■アイ・オー・データ DVR-SH62LE/B(AKIBA PC Hotline!)
Serial ATA接続の書き込みDVDドライブ。発売元はアイ・オー・データで、採用ドライブは日立GSA-H62N。
主な書き込み速度はDVD±R DL 10倍/DVD±R 18倍/DVD-RAM 12倍など。
シリアルATA接続で5,000円台で買えるのが長所ですね。
バンドルソフトは、記録用として「B's Recorder GOLD9 BASIC」「B's CLiP7」およびドライブ管理ソフト「QuickDrive LE for DVD/CD」。
LEのため、バンドルソフトは最小限となっています。
■DVR-SH62LE価格検索(楽天市場)
改造ファームウェアなどのリスクなしに、PCをリージョンフリー環境にしてくれる「AnyDVD」が6.1.7.0にバージョンアップしました。
マクロビジョンリップガード他の新プロテクトへの対応がなされています。
DOWNLOAD
引用:
6.1.7.0 2007 08 11
- 新規(DVD):米DVD「Dead Men's Society Special Edition」で発見された、新しいバージョンのMacrovision RipGuardプロテクトに対応した。
- 新規(DVD):米DVD「Styx and REO Speedwagon : Arch Allies - Live at Riverport」で発見された、新しいプロテクトに対応した。
- 新規(DVD):米DVD「Kama Sutra」のマスタリングエラーに暫定対応した。
- 新規(Blu-ray):新しいタイトルに対応した。
- 修正(DVD):CloneDVD使用時の「DVDManager 5 x IFOFormat 13」エラーを修正した。
- 修正(DVD):消し忘れていたデバックのメッセージボックスを削除した。
- 細かい修正と改善。
- 言語の更新。
■AnyDVD 6〜設定について
DVDIdleがリリースするDVDバックアップソフト「DVDFab」が3.1.6.2にバージョンアップしました。
不具合対応がメインのようです。
DVDFabについては、バージョン3.0よりDVDIdle公式サイトから独立して、別サイトにて紹介・販売されています。
DOWNLOAD
引用:
August 12th, 2007
DVDFab Platinum 3.1.6.2 Updated!
新規:言語ファイルの更新。
修正:ISOソースが開けない、3.1.6.0で発生した不具合を修正。
August 10th, 2007
DVDFab Platinum 3.1.6.0 Updated!
新規:とあるケースで、起動時にクラッシュする不具合を避けるため、Windows XP/VistaのDEP例外リストにDVDFabを追加した。
新規:パフォーマンスと安定性改善のため、VisualStudio 2005 SP1でリビルドした。
新規:「DVD Writable Media(DVD-9)Size」オプションを追加した。
新規:言語ファイルの更新。
修正:米DVD「Pathfinder」バックアップ時に、DVDメニューが壊れる不具合を修正。
修正:米DVD「The Number 23」のバックアップ(Full Disc)時に、過剰に圧縮してしまう不具合を修正。
修正:DVDバックアップ時に、Error400(42 0 ...)が発生することがある不具合を修正。
修正:バックアップしたメディアを再びバックアップしようとして、失敗することがある不具合を修正。
修正:「Talladega Nights」「Terminator 2」「The Truman Show」他で発見された、「DVD to Mobile」で発生する音声・映像の同期問題を修正した。
細かい修正と改善。
ソニーから久々のDVDドライブ新製品が発表されました。
5インチハーフハイトの「DRU-840A」「DRU-840U」および、スリムドライブの「DRX-S70U」となります。
まず、DRU-840A/Uは、DVD±R20倍速、DVD±R DL12倍速、DVD+RW12倍速、DVD-RW6倍速、DVD-RAM12倍速という、最速記録速度を誇ります。
とくに、DVD+RWはこれまで8倍速を超えるモデルが開発されていないだけに、期待が大きいところではないかと。
型番から推測できるかと思いますが、DRU-840AはATAPIモデル、DRU-840UはUSB2.0外付けモデルとなります。
840AがシリアルATA接続でなさそうなのが気になりますが・・・
続いて、DRX-S70Uは、USB2.0外付けスリムドライブ。
DVD±R8倍速、DVD±R DL4倍速、DVD+RW8倍速、DVD-RW6倍速、DVD-RAM5倍速となります。
価格は、DRU-840Aが70ドル、DRU-840Uが110ドル、DRX-S70Uが130ドルとされています。
日本国内での販売はどうなるでしょうか。
■ソニーニュースリリース(英文)
改造ファームウェアなどのリスクなしに、PCをリージョンフリー環境にしてくれる「AnyDVD」が6.1.6.9にバージョンアップしました。
過去のバージョンで発生した不具合が多く修正されております。
DOWNLOAD
引用:
6.1.6.9 2007 08 03
- 新規(DVD):CinemaNowで使用されている新しいバージョンのFluxDVDプロテクトに対応。
注意:CinemaNowのビデオは買わないほうが賢明と、引き続きアドバイスします。
- 新規(Blu-ray):米BDビデオ「Incubus - Alive at Red Rocks」のプロテクト解除に対応。
- 新規(Blu-ray):新しいタイトルをサポート。
- 修正:システムパーティションのチェックディスク(chkdsk)に失敗する不具合を修正。
- 修正:Windows98で不安定になる不具合を修正。
- 修正(DVD):AnyDVD 6.1.6.6と6.1.6.7で発生していた「DVDManager 0」問題を修正。
- 修正(DVD):AnyDVD 6.1.6.0で発生した、古いProtectDVDでプロテクトされたDVD(独DVD「Silent Hill」)が正常に動作しない不具合を修正。
- 修正(DVD):AnyDVD 6.1.2.3で発生した、古いArccosでプロテクトされたDVD(米DVD「Resident Evil Apocalypse」)が正常に動作しない不具合を修正。
- 細かい修正と改善。
- 言語の更新。
■AnyDVD 6〜設定について