サムスンと組んだソニーは、そのブランド力を著しく落として苦境に喘いでいるわけですが、ストレージ系においてサムスンと組んだ東芝はまずまずの模様。
DVDやCDとコンパチなHD DVDドライブ「TS-L802A」を05年中にサンプル出荷するそうです。
引用:
■東芝サムスンストレージ、初のノートPC用HD DVDドライブ
−HD DVD再生、DVD/CD記録再生対応(AV Watch)
東芝サムスン ストレージ・テクノロジー株式会社は、ノートPC用のHD DVD/DVD/CDドライブ「TS-L802A」を初めて製品化、2005年中にサンプル出荷を開始する。
(中略)
HD DVD-ROM 1倍速、DVD-ROM 8倍速、CD-ROM 24倍速の再生に対応。DVD/CDの記録速度はDVD-RAMが3倍速、DVD±R/RW 4倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 10倍速に対応。DVD±R DLの書き込みにも対応する。バッファ容量は8MB。
DVD/CDに関してはRW対応ですが、HD DVDは再生専用とのこと。
それにしても、何でまずノート用なんですかね。
順序から行くと、最初に大きい5インチドライブ作ったほうが楽な気がするのですが。
すでに04年の春先に、2万円台ながら12bit/108MHzビデオDACを搭載したDivX/DVDプレイヤー「DVP-550DX」を発売していたサイテック。
DivXの早送り・巻き戻しが滑らかに行えるというのがウリの一つでした。
今回発売される「DVP-750DX」は、ビデオ部分は前作DVP-550DXと同じながら、dts・ドルビーデジタルデコーダーを搭載し、再生可能なフォーマットをさらに増やした上位機種です。
サイテック伝統(?)のリージョンフリー機能も引き続き搭載(ていうか、メーカーサイトに堂々と書くあたり素敵かもw)。
引用:
■サイテック、24,000円のユニバーサルプレーヤー
−DivXも対応。ビデオDACは16bit/108MHz(AV Watch)
有限会社サイテックコーポレーションは、DivX再生に対応したユニバーサルプレーヤー「DVP-750DX」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後の見込み。直販価格は24,000円。
AV Watchの見出しはビデオDAC16bitとなってますが、おそらく12bitの間違いでしょう(本文は12bitとなっています)。
ちょい前にヤマハのDVD-S540を買ったばかりですが、こういうナンデモアリ系のプレイヤーを見てしまうと、欲しくなってしまうのは病気ですね(w
■DVP-750DX製品情報
PCと日本のデジタル放送は親和性が悪いようで、今まで発売されたデジタル放送キャプチャカードは、SDダウンコンバートや録画したPCでしか再生できず、コピーはおろかムーブすらできないという結構お粗末な状態。
そんな状況を打破してくれそうなキャプチャカードがアイオー製の「GV-MVP/RX3」。
引用:
■コピーワンス番組をDVDに記録できるTVキャプチャカードが発売(AKIBA PC Hotline!)
録画したコピーワンス番組の編集やDVDメディアへの記録に対応したハードウェアMPEGエンコーダ搭載のアイ・オー・データ製TVキャプチャカード「GV-MVP/RX3」が発売になった。実売価格は13,000円前後。
CGMS-A(コピーワンス)番組を録画しDVDに保存できるということで、外部での再生が可能となります。
残念ながら、デジタルチューナーが搭載されているわけではないですし、外部チューナーからのS端子入力となるので、ハイビジョン録画とはいきませんが、それでも外部に書き出せるようになったのは大きな進歩でしょう。
ハイビジョン映像の編集ソフトも徐々に整備されてきていますし、コピーワンスの見直しも検討開始されました。
そのうちPCで自由にハイビジョンデジタル映像を録画、編集できるようになるといいですね。
放送を録画して売ったりするバカがいる限り難しいかもしれませんけど
■アイオー製品情報(アイオー)
■デジタル放送の録画・編集・DVD保存に対応したチューナー「GV-MVP/RX3」(PCWEB)
PowerDVDのメーカーサイバーリンク社は、いつの間にか2つの分社を作っていますね。
1つはOEM専門として「サイバーリンク社」、そしてもう一つはコンシューマ向けソフトウェア販売の「サイバーリンクトランスデジタル社」。
今回PowerDVD 6のフラッグシップグレードを発売するのは、そのトランスデジタル社です。
引用:
■最高品質のサラウンドでDVDを楽しむ
『PowerDVD Deluxe Super Surround』発売(トランスデジタル)
サイバーリンク トランスデジタル株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:吉田 宣也)は、ご家庭のパソコンで最高の品質でDVD鑑賞を可能にする「PowerDVD Deluxe Super Surround」を2005年10月07日(金)に全国発売いたします。
本製品は、高画質DVD再生ソフトウェア国内シェアNo.1 「PowerDVD 6 Deluxe」に、ダウンロード販売でご好評いただいているプラグイン機能をセットにしたPowerDVD 6 最上位版です。今回追加された機能は、高品質なサウンド再生を可能にする「DTS パック」と、BSデジタル放送や、BSハイビジョン放送でも採用されている規格に対応した「MPEG-2 AAC PACK」です。本製品はご家庭で本格的なホームシアターをお楽しみいただきたい方へ、さらなる上質なDVD鑑賞をお届けします。
PowerDVD Delux Super Surround(DSS)の特長は、今までオプションだったdtsデコーダーとMPEG2-AACデコーダーが同梱されたこと。
もはや標準化された感のあるdts音声や、デジタル放送で採用されているAACに対応するということですが、音声にこだわるユーザはすでにオプションを買っているでしょうし、その辺を気にしないユーザはそれこそOEM版で十分なわけで。
さてさてどのくらい売れるんでしょうかね?
DVD-Rのリーディングメーカーであるパイオニア。
時代の流れから無視できなくなったDVD+Rにも対応し、DVD±Rドライブを発売しました。
しかし、もはやどこを見てもスーパーマルチしか無くなってしまった現状に、ついにパイオニアもDVD-RAMへの対応に動きました。
引用:
■パイオニア、DVD-RAM書込みに対応した「DVR-A10」
−DVD±R DLの書き込み速度を8倍速に高速化(AV Watch)
パイオニア株式会社は、DVD-RAMの書き込みにも対応したATAPI接続の記録型DVD±R/RWドライブ「DVR-A10-J」を9月下旬に発売する。ピュアホワイト、ブラック、シルバーの3色をラインナップ。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は16,000円以下の見込み。なお、販売、およびサポートは株式会社エスティトレードが行なう。
従来モデルの「DVR-A09」からの最大の強化点は、DVD-RAMメディア(カートリッジ非対応)の書き込みに対応したこと。さらに、DVD±R DLの書き込み速度が8倍速に高速化されている。
各メディアへの書き込み速度はDVD-RAM 5倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD±R 16倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、CD-Rが40倍速、CD-RWが32倍速。なお、CD-RWの書き込み速度も、従来モデルの「DVR-A09」の24倍速から32倍速に高速化されている。
ということで、スーパーマルチ(というか、ハイパーマルチ?)ドライブ「DVR-A10-J」をパイオニアが発売します。
フロントベゼルは今までどおり、フロントパネルがドライブの左右いっぱいに広がるタイプ。
もちろんOEMには搭載されない静音ファームウェアも健在です。
DVD-RAMの祖である松下のSW-9574-C、いち早くスーパーマルチドライブを発売した日立LGのGSA-4167B、NECも先日発表したND-4550AでRAM対応とし、パイオニアはこのDVR-A10-Jでスーパーマルチドライブ界に打って出ます。
最後発として、既存の牙城をどれほど崩せるか?
ちなみに、バッファローからはDVR-A10のOEM版である「DVR-110」をベースにした「DVSM-XH516FB」を10,920円で9月下旬に発売予定です。
パイオニア純正のA10は15,000円程度になりそうなので、ベゼルデザインと静音機能に興味が無ければ、このバッファローモデルを買うのもひとつの選択肢かと。
■記録型DVDドライブ[パイオニア]更新しました。
殻付きRAM。
それはデータの信頼性を最重要視する人々が認めるもっとも信頼度の高いDVDメディアである、カートリッジ式DVD-RAMのこと。
DVDドライブでカートリッジをつけたままDVD-RAMを読み書きできるドライブは意外と少ないのです。
引用:
■力なデータ暗号化&パスワード付きDVD/CD作成が簡単!
カートリッジDVD-RAM対応外付スーパーマルチDVDドライブ(バッファロー)
「DVM-CX516IU2」は、パナソニック四国エレクトロニクス社製ドライブ「SW-9574」を採用し、バッファローのスーパーマルチドライブで初めてカートリッジタイプDVD-RAMに対応。現在使われている全てのDVD/CD規格(DVD-R DL、DVD+R DL含む)と、カートリッジタイプのDVD-RAMのリード/ライトが可能なDVDドライブです。
ということで、貴重なカートリッジRAM対応ハイパーマルチドライブ「SW-9574」のIEEE394/USB2.0外付けドライブ「DVSM-CX516IU2」がバッファローから発売されます。
価格は21,000円で、2005年9月下旬発売予定です。
DVDオーサリングにはSonic MyDVD Ver.6を、ライティングソフトにはSonic RecordNow! Ver.7をバンドル、ほか10本を超えるソフトがバンドルされ、お買い得になっているようです。
5.2GHz帯を用いたMPEG2無線AV伝送システムは珍しいような。
障害物がなければ、2.6GHz帯を使った無線より安定した再生が期待できそうです。
引用:
■オンキヨー、MPEG-2変換を使った無線AV伝送システム
−離れた部屋のTVまで映像を伝送。リモコン信号も送信(AV Watch)
オンキヨー株式会社は、コンポジットやS映像、アナログ音声信号などのAV信号をワイヤレスで伝送するシステム「WL-TR100(B)」を9月下旬に発売する。価格は84,000円。
送信機(WL-TX100)と、受信機(WL-RX100)で構成される伝送システム。送信機に入力したAV信号を無線で受信機に送信することで、DVDプレーヤーなどの映像を離れた場所のテレビに表示するといった使い方ができる。
お風呂で、無線伝送した映像を視聴することを想定したカシオ XF-1000とか、ノートPCでどこでもテレビを実現するのに東芝 PAWTV001や同じ東芝のTransCube 10など、映像をリアルタイムエンコードして、無線LANで飛ばすシステムは他にもいくつかあります。
後発だけに、何か他をリードするアドバンテージが欲しいところですが・・・?
最近のアイオーは、バンドルソフトを省略した廉価ドライブをよく発売します。
しかし、まさかGSA-4120B採用で来るとは予想外(笑)。
1年以上前にリリースされたドライブですからね。
ま、1年前とはいえまだまだ立派に現役やれるドライブ。
最速である必要性が無いのなら、リーズナブルに購入できるということで。
引用:
■USB 2.0/1.1対応 外付型 1層DVD+R 12倍速 DVDスーパーマルチドライブ
セキュリティ機能搭載ライティングソフト添付のバリューモデル!(アイオーデータ)
DVR-U4120LEは添付ソフトをライティングソフトのみに厳選し、コストを抑えた2層+R書き込み対応DVDスーパーマルチドライブです。USB対応の外付けタイプだから、買い替え・増設も簡単で初心者の方にもオススメ! 更にデータのパスワードロックや複製防止機能など、情報セキュリティに活用できる機能が満載の「B's Recorder GOLD8 Security」を添付。また、ドライブ購入の方を対象にしたDVDオーサリングソフトなどの優待ダウンロード販売特典もついています。
この優待ダウンロード、ユーリード社製「DVD MovieWriter 3(以下DMW3)」や「VideStudio 8」が1,500円で購入できるという、結構お得なキャンペーンです。
以前ニュースでお伝えしたユーリードオンラインショップでの「DVD MovieWriter 3 1,980円」をさらに下回る価格ですね。
私は1,980円セールでDMW3購入しましたが、AC-3にも対応しており、メニューを作らずひたすらループするDVDを作るという用途なので、MTVX2004HFで録画したMPEGを登録してライティングまで一気にやってくれるDMW3は結構役に立っています。
今までTMPGEnc DVD Author 1.6を使っていましたが、DVDファイル出力→ライティングに必ず一操作必要であり、それが面倒でTDA2.0買おうかと思ってたくらいですから(w