ついこの間、16倍速DVD±R対応ハイパーマルチのパナソニック四国「SW-9585」をベースに使いながら、外付けでは最高スペックでライティングできないという理由で発売中止になったバッファロー製「DVSM-DM516U2」が、ソフトウェアで12倍速に制限され、「DVSM-DM512U2」となって発売されます。
当初の516U2発売の際は、定価2万円オーバーという値がつけられていましたが、12倍速にダウンしたせいか、18,690円に値下げされています。
引用:
■DVD±R DL書込に対応したDVDスーパーマルチドライブに
お求めやすいDVD±R 12倍速書き込みモデルが新登場!(バッファローニュースリリース)
「DVSM-DM512U2」は、パナソニック四国エレクトロニクス(旧 松下寿電子工業)製ドライブ「SW-9585」を採用。片面1層DVD±R(最大12倍速)、片面2層DVD±R(最大4倍速)、DVD-RAM(最大5倍速(※1))、DVD-RW(最大6倍速)、DVD+RW(最大8倍速)の7種類のDVD規格と、CD-R(最大40倍速)、CD-RW(最大24倍速)の書込み・書換えに対応、またDVD-ROM(最大16倍速)/CD-ROM(最大40倍速)の読込みを加え、全11種類の現在使われている全DVD/CD規格を1台でサポートするDVDスーパーマルチドライブです。
ソフトで制限というのは、ファームウェアになるのか、ライティングソフトになるのか、詳しく記述はされていません。
違反速度焼きが可能かどうか、ちょっと気になるところ。
以下のドライブで、新ファームウェアがリリースされています。
引用:
■アイ・オー、2層DVD+R対応ドライブなど5機種のファーム公開(AV Watch)
- アイオーDVR-ABN16(NEC ND-3530Aベース、6倍速DVD+R DL・4倍速 DVD-R DL対応ドライブ)
- アイオーDVR-UN16(NEC ND-3530Aベース 外付けUSB2.0ドライブ)
最新バージョン「3.23」では、「B's CLiP」でDual layer DVD-Rに書込んだ際に、エラーが発生する問題を修正。また、DVR-ABN16A/ABN16ABK/UN16Aでは、DVD-RWメディアのストラテジも向上させたとしている。
引用:
■プレクスター、DVD±R/RWドライブ5機種の最新ファーム公開
- PX-712SA(シリアルATA対応12倍速DVD±Rドライブ)
- PX-712A(12倍速DVD±Rドライブ)
- PX-712U(USB2.0外付け12倍速DVD±Rドライブ)
- PX-708A(8倍速DVD+R・4倍速DVD-Rドライブ)
- PX-708UF(USB2.0外付け8倍速DVD+R・4倍速DVD-Rドライブ)
最新バージョンでは、DVD±Rの新規メディア対応/記録性能を向上させたほか、ファイナライズされたDVD-R DLディスク再生時の互換性を向上させたとしている。
引用:
■アイ・オー、ハイパーマルチの2層DVD-R対応ファームを28日公開
- DVR-ABM16A(パナ四国 SW-9585ベース DVD±R DL・RAM対応ハイパーマルチドライブ)
- DVR-UM16A(パナ四国 SW-9585ベース USB2.0外付けDVD±R DL・RAM対応ハイパーマルチドライブ)
アップデートにより、Dual layer DVD-Rの4倍速書き込みが可能になるとしている。
AV Watchの新製品プレビューです。
東芝の直販サイト「Shop1048」で販売されているHDDレコーダー「RD-H1」がネタ。
価格3万円強で、250GBのHDDを搭載したデジタルレコーダーが新品で買えるとは、いい時代になったもんです。
10万くらいの高級なハイブリッドレコーダーもいいんですが、DVDに書き出すような保存したい番組は、フレームレベルでCMカットしてちゃんと残したいし、1度見たらもう見ないような連ドラとかは、適当に鑑賞した後はHDDからサクっと削除する。
こういう使い方をしている自分としては、PCのキャプチャボード+DVD-Rドライブ+ネットワークプレイヤーで十分事足りてしまうわけで。
PCをレコーダーにしていて困ることは、動作音がうるさいこと(CPUファン、電源ファン他)ですね。
その点やっぱり専用レコーダーは、非常に静かです。
そこで、このRD-H1をレコーダーにしておいて、保存したい番組はPCへダビングして編集後DVDに書き出し、見て捨てる番組は、そのままRD-H1で鑑賞。
結構便利そうな感じです。
引用:
「高価なハイブリッドレコーダを購入してみたものの、HDDに録って、観て、消すばかりでDVDへの書き出しはほとんどやっていない」というユーザーが多いことを考えると、H1の録画ソリューションは新鮮な魅力を持っている。
と書かれているとおり、最高級の超高機能レコーダーを本当に使いこなせている人はほとんど居ないのではないかと思われます。
発売後、速攻で売り切れてしまうRD-H1ですが、次Shop1048に出たら、買ってみようかな?とか思っています(w
■拡張性を備えた直販限定HDDレコーダ 東芝 「RD-H1」(AV Watch)
現行DVDは、+R、-R、RAMとあるものの、それぞれがそれなりに互換性を持っていて(RAMはやや特殊ですが)、すべてのメディア読み書き可能なドライブも存在します。
Blu-ray、HD DVDについてはそもそも物理的構造が異なっているので、現行DVDとはちょっと事情が異なっています。
引用:
■ソニー、東芝などと次世代DVD新規格を共同開発へ(日経BP)
現行では、「HD」はディスクの表面から0.6ミリ、「ブルーレイ」はディスクの表面から0.1ミリにそれぞれデータを記録する位置があるなど物理的なフォーマットに違いがある。関係筋によると、今のままでは構造上、統一は難しいため、より良いものを目指して共同で新規格を検討していくという。
ということで、文面を素直に読み取れば、お互いのいいところを持ち寄った共同規格を開発していく、ということになるわけですが、おそらく技術的な課題以上に解決が大変そうなのが、各社の利権がらみによる思惑。
他社との横並びを嫌った東芝とNECがスピンアウトしてブチ上げた規格がHD DVDなわけですし。
ユーザである消費者側としては、規格がいくつも存在するのは混乱の元ですし、両方を揃えようとすると出費もかさみます。
消費者の利便性を考え、ぜひ規格統一に前向きな姿勢で取り組んでほしいと思います。
■次世代光ディスク,大統一なるのか(日経TechOn!)
■ソニーや東芝、「次世代DVD規格統一」に向けて交渉か(AV Watch)
■ほんとなの?――次世代光ディスク統一規格報道の「真相」(ITmedia)
■BDとHD DVDの統一についてソニーが公式にコメント(Phile Web)
バッファローが、パナソニック四国製「SW-9585」を採用したUSB2.0外付けハイパーマルチDVDドライブ「DVSM-DM516U2」の発売を中止するそうです。
引用:
■「DVSM-DM516U2」発売中止のお詫び(バッファロー)
採用ドライブ側の要因により、DVD-R、DVD+R(ともに片面一層ディスク)の書込み速度において、公称数値である16倍速の実現が不可能であることが判明いたしました。
なかなか正直でよろしい(w
実際問題、まだまだ値のこなれない16倍速メディアを使ってDVD作成している人がどれほどいるのか、甚だ疑問ではありますが。
ペガシスのMPEGエンコーダー「TMPGEnc 3.0 Xpress」と、MPEGエディタ「TMPGEnc MPEG Editor」にそれぞれアップデータが公開されました。
引用:
■ペガシス、TMPGEnc 3.0 XPress/MPEG Editorのアップデータ(AV Watch)
【TMPGEnc 3.0 Xpress 3.2.0.89】
- 出力テンプレートを出力フォーマット選択画面の「参照」から読み込んだ場合、正しくテンプレートが反映されない場合の不具合を修正
- 出力時の既存ファイル上書き確認で、確認せずに上書きが行なわれてしまう場合があった問題を修正
- フレームレートの異なるクリップを追加してプレビューを行なうと、途中までしかプレビューされない問題を修正
- MPEG-2 TSの読み込みで、先頭にヌルパケットが大量にあるファイルを開けるよう修正
- [3.0.7.35]以前のバージョンで保存したフィルターテンプレートを[3.1.0.57]以降で読み込むと、音声に異常が発生してしまう場合があった問題を修正
- MPEG出力系で音声のみの出力の時に、キーフレームファイルを出力しないように変更
- DVD-Video/VRの読み込み機能を調整
- Windows Media Center録画ファイル(dvr-ms)からの読み込みで、不正な文字が入力できないように文字変換を追加
- 補助プログラム「UDF Reader for TMPGEnc 3.0 XPress」に対応
【TMPGEnc MPEG Editor 1.1.0.80】
- SVCDを選択して再エンコード解析を行なうと、終端でエラーが発生する問題を修正
- 出力時の既存ファイル上書き確認で、確認せずに上書きが行なわれてしまう場合があった問題を修正
- 再生時3:2プルダウンソースをスマートレンダリングすると、再エンコードされた部分でフィールド単位のズレが発生し、音ズレの原因となってしまう不具合を修正
- [環境設定]→[各種標準設定]タブの出力ターゲットをDVD、音声をモノラルに設定すると、チャンネルモードが空白になる不具合を修正
- 補助プログラム「UDF Reader for TMPGEnc MPEG Editor」に対応
- DVD-Video/VR 読み込み機能を調整
そういえば、Xpressと直接関係ないですが、TMPGEnc DVD Author 2.0のDVDフォルダ出力速度は1.6に近づいたんでしょうかね。
やっぱり遅いままなんだろうか。
調べてみると、割といろんなサイトで紹介されている、ヤマハDVD-S540リージョンフリー化。
当サイトでも、掲示板常連のちびてんさんが報告してくださいました。
引用:
ヤマハ DVD-S540
以下、リージョンフリーにする「秘密コマンド」です。
1)トレイを空けたままの状態にする
2)リモコンから「9999」と打ち込む
3)任意の数字を入れるが、この数字が「リージョンコード」を表します
そのため、初期設定は「2」、「1」とすれば北米・・・「0」とすれば
目出度くリージョンフリーとなります。
4)トレイを閉め、一旦電源をOFFにし、その後ONにす
・・・・・これだけです(^^;)
YAMAHA製(実はフィリップス製?)だけあって、廉価なアジア製とは
ひと味違い、D端子も付いており、画質・音質ともに素晴らしいです。
ということで、リージョンフリープレイヤーが欲しいけど、大陸系の怪しいのはチョット、、、と二の足を踏んでた人、改造も必要なくリージョンフリー化できる、プログレッシブDVDプレイヤー「ヤマハDVD-S540」はねらい目じゃないですか?
【DVD-S540特長】
- 高画質プログレッシブ回路、D1/D2映像出力端子、54MHz/12bitビデオDACなどの装備により、滑らかで美しい高精細映像を再現。
- デジカメで撮影した家族の写真を記録したJPEG画像表示とMP3音楽再生が同時に楽しめるナビゲーター機能。(マルチセッション対応)
- ヨーロッパで購入したPAL方式DVDソフトを国内のTVで見られるPAL/NTSC変換機能。
- CD-R/RW、DVD-R/RW(ビデオモード)、DVD+RW/+R、スーパービデオCDなどの再生にも対応。
■ムラウチにて9,980円で限定発売中
■ヤマハ製品情報
ITmediaにて、カノープスの新製品「MTVX2005」と「MTVGA9550L」のレポートが掲載されています。
■“PC録画派”のための1つのカタチ――カノープス「MTVX2005」「MTVGA 9550L」を同時に試す(ITmedia)
かつてMTV2000とSPECTRAを買おうとすると、諭吉10人握り締めないと難しかったのですが、MTVX2005とMTVGA9550Lを両方購入しても、せいぜい3万円。
時代の流れはすごいですなぁ。
そんなわけで、フィリップスからNECへエンコーダーを変更したMTVX2005、なんか一部環境では数秒間画像が出ないとか破綻したMPEGを吐いたりして紛糾したような記事を読んだ覚えもありますが、まあNECエンコーダーを使いこなせていないドライバとソフトのせいであって、そのうち直るもんだと信じておくべきだと思われます。
引用:
これは日本電気の2005年春モデルPCで搭載するキャプチャーカードと同等のチップで、MPEG-2エンコード以外にも3次元Y/C分離やA/D変換などの機能を1チップ内に統合されているのが特徴で、画質向上が望めるという。
また、VHSビデオの乱れた映像もきれいに取り込むことが可能なTBC(タイムベースコレクター)機能も同チップに備える。前モデル同様ゴーストリデューサーも備える。
1チップ統合化というのは、ボード上のスペース削減や、コスト削減に有利ではありますが、画質面ではどうなんでしょうか。
FEATHER2005は、個人的には謎のリモコン形状をした、ボタン画像の押しにくい2004より使いやすくなったイメージがありますが、それでもNECのSmartVisionと比べると、「録画する」機能においてはまだまだこなれてないな、という感じがします。
今見ているテレビの番組名や説明など、ADAMS-EPG+を使うスマビは本当に親切に表示してくれますが、FEATHER2005はチャンネルとせいぜい局名。
画質設定なんかは、カノープスのほうがマニアックに追い込めていいのですが。
MTVGA9550Lについては、ベンチマークマニアは最初から相手にしないと公言しちゃってるとおり、3D性能についてはハイエンドとは程遠い感じ。
ですが、世の中そこまで3Dパワーを必要とする処理がどれほどあるかという事実を見据えた、割と現実味ある商品だと思います。
価格的にも特にアドバンテージがあるわけではありませんが、カノープスブランドで揃えたい、かつ3D性能を追求しない信者な人はこの辺で手を打つのが妥当かと。
D4出力できるアダプタも付いているので、大画面なハイビジョンテレビでゲームやDVDも楽しめることを考えると、得といえば得。
ちなみに我が家のM-ATXボードには、DVStormとMTVX2004HFが刺さってますが、ビデオボードはサファイアのRADEON9100。
9100は250/200→250/250にアップしているので、冷却ファン必須。
次買うなら、やっぱりファンレスにしたいですわ。
■MTVGA9550L
■MTVX2005