■ VH7PCこれまでの流れ
伝説となったVH7PCの軌跡を、ソーテックAFiNA AV発売から年表形式で追っていきます。
00年11月 | ソーテックが、KENWOOD製ミニコンポAvino VH-7をベースにしたPC「AFiNA AV」を228,000円で発売する。 同機種はVH-7にPC接続機能を付加した「OP-VH7PC」と「PC本体」という構成であり、 「PCを感じさせないPC」というコンセプトのもと、廉価PCメーカーというイメージから脱却したいソーテック渾身の作として大量に生産された。 |
01年1〜2月 | 目論見はずれ売れなかったAFiNA AV。 発売後1年にして大量の在庫を抱えることになったソーテックは、苦肉の策として、PC部分とAV部分を分けて販売開始する。 すなわち、AV部分の「OP-VH7PC」が1月に、PC部分の「AFiNA PC」が2月に販売開始された。 このとき、AFiNA PCが168,000円、RD-VH7PC39,800円と、合計額はAFiNA AVより安かった。 |
01年6月 | ソーテック、バラしても売れない現状に悩み、とりあえずAFiNA AVもPCも値下げしてみる。 定価時代に買った人々、大ショック。 |
01年?月 | ソーテックダイレクトにて、OP-VH7PCが19,800円に値下げされる。 |
01年?月 | ソーテックダイレクトにて、OP-VH7PCが14,800円に値下げされる。 この頃から、VH7PCのコストパフォーマンスに目をつけた人々の間で噂され始める。 |
01年11月 | OP-VH7PCからコントロールソフト「GEOBIT」を除いた「RD-VH7PC」が1万円強の価格で売り出される。 これによりVH7PC人気に火がつき、2ちゃんねるAV機器板に記念すべき初代VH7PCスレが立てられる。 |
02〜03年 | 箱破損品、展示品が、ソーテックダイレクトで9,800円、5,000円で限定発売されるなど話題に事欠かず、売れ続けるVH7PC。 |
03年4月 | ソーテックダイレクトに突如として表示された「完売いたしました」の文字に、皆が目を疑う。 相変わらずラオックスなど他の通販では購入可能だったが、確実に「その時」が迫っていることを気付かされる。 同時にヤフオク転売組が値上げを開始する。 |
03年5月 | スレNo19の874氏の手によって、VH7PCコントロールソフト「VH7PC Audio Controller:通称神ソフト」がリリースされる。 ネ申 と呼ぶにふさわしいソフトの出現により、スレは再び祭り状態となる。 |
03年秋 | いつしか通販でもVH7PCを見かけなくなり、ヤフーオークションで転売屋が細々と販売しているのみとなる。 |