| ハードウェアレビュー: プリンストン REVEUR | |||
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「REVEUR」は、ワイヤレスヘッドフォンを備えた、バーチャルマルチサウンド回路内蔵のヘッドフォンサラウンドシステムである。ここで間違え易いのだが、SONYのMDRシリーズにあるような、「ドルビーヘッドフォンシステム」は搭載していない。
背面には入出力端子がついている。角型光入力端子が1系統、RCAのライン入力(ステレオ)端子が2系統備わっている。同軸デジタルは無い。光ケーブルとステレオ用アナログケーブルは付属している。
さて、実際に試聴した感想である。まず、デコーダーユニットに電源を接続、サウンドカードであるDigital-XGの光出力端子からREVEURの光入力まで添付の光ケーブルで接続、ヘッドフォンに電池を入れ、スイッチを入れた。すると、「サーーーー」というノイズが突如飛び込んできた。なんだこれは。PCからは一切の音声は出力されていない。にもかかわらず、かなりのレベルでヒスノイズが出力されていた。 しばし呆然とした後、気を取り直してノイズの原因を探ってみた。考えられる原因は
の5つだろうか。 まず1についてだが、サウンドカードとデコーダーユニットをアナログ接続すると、ノイズは嘘のように消えた。また、サウンドカードの同軸から接続されているAVアンプにはノイズは乗っていない。ということは、サウンドボードの光出力端子が疑わしいということになる。AVアンプの光出力に接続して試してみたい。2については、別途ケーブルを買ってこなければいけないが、光ケーブルは性能の割にデジタル保護代金が入っていて高いため、しばらく躊躇している。購入次第テストを行いたい。3についても、ケーブル購入で確かめようと考えている。4については、1同様アナログではノイズが乗らないため、ユニット内部の問題ではないと判断した。5については、別途、ワイヤレスでない通常のヘッドフォンを購入し接続してみたが、ノイズの量は変わらなかった。よって、ワイヤレスが原因でもなさそうだ。
ということで、アナログでヘッドフォンを接続してさらに試聴続行。「REVEUR」には3種類のサラウンド効果が備わっている。
マルチチャンネルでは、確かに音声を後方から感じることができた。DVD再生ソフトにドルビーヘッドフォン機能がついているなら、これをONにすればさらなるサラウンド効果を得ることができるだろう。サラウンドモードだが、各音にエコーのようなエフェクトがかけられ、迫力は増す。しかし、音質がどうにも悪い。音割れのような雰囲気である。長時間聞くにはやや酷な音質だ。最後にステレオだが、このモードを選ぶなら、おとなしくヘッドフォンをサウンドカードにつないだほうがノイズが少ないような気がする。ワイヤレスヘッドフォンを使用して、はじめて必要になるモードだろう。 総合的に見て、コンセプトはいいが、ハードの完成度がいま一歩と感じた。とくに肝心のワイヤレスヘッドフォンにノイズが載るのはいただけない。ヒスノイズについてはケーブルが原因ではないかと踏んでいるが(予測)、だとすれば、安物の光ケーブルは添付するのを止めて価格を下げるか、1000円上乗せでもよいから、もっとよいケーブルを、となる。もしくは同軸にすれば、ケーブルの選択肢も増える。(上述のように、光ケーブルは著作権がらみで単価が高い)。原因がケーブルでない場合はお手上げになる可能性もある。DigitalXGよりもノイズの無いサウンドボードとなると、ハイエンドクラスのサウンドカードでないと無理である。 しかし、2万円以下(実売17000円程度)で、デジタル接続のワイヤレスヘッドフォンが購入できるというのは、ユーザーとしては、ひとつの選択肢に加えても良いのではないか。ノイズ対策を含む改良が加えられれば、魅力的な製品になることは間違いないだろう。
PRINCETON TECHNOLOGY REVEUR仕様
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ユニット本体の大きさは、だいたい辞書1冊分程度である。PCの横に縦置きしておけば、それほど邪魔にはならない。前面には、電源ボタン、デコード処理の切り替えボタンと、デジタル/アナログINPUT切り替えボタン、それにヘッドフォン入力端子がある。各ボタンは少々安っぽいが、まあ価格(\21,800)を考えると、そんなもんだろうと納得も行く。ただし、電源を入れると、ネオン管のごとく青く光る、上部のセンサー下の社名ロゴ(?)はどうもいただけない。映画鑑賞時は部屋を暗くするため、目の前に妙なヤンキー車がいるようで気になる。
ヘッドフォンユニットは、ワイヤレスで制御、単4電池2本で48時間動作とされている。重さはそれほどではなく、2時間程度の映画でかぶっていても首が凝るようなことはなかった。ワイヤレスの有効範囲は11メートルとされている。8畳程度の部屋なら問題なく音声は届くだろう。
さて、ヒスノイズについては、とりあえずアナログ接続させることで対応はできた。気を取り直して、DVDを再生させてみる。すると、聞いているとときどき「ブチッ」というノイズが入ってくる。普通のヘッドフォンを接続すると発生しないため、どうやら赤外線通信時のノイズのようだ。オートノイズキャンセラー機能がついているらしいが、ひょっとするとこの機能が逆効果を生み出しているかもしれない。OFFにするテストはまだ未実行だ。




