とりとめもなく、だらだらぬるぬる書き留めるらしいです。

Docomo L-01F(白ロム)購入

昨年8月に購入したLenovo A820。

スペック的に大きな不満はありませんでしたが、購入当初からイマイチ反応のよくなかったマイクロUSB端子。
夜充電コードを挿して、朝見ると充電できていない、という不具合が多発。
ショップ側のミス(と思っているが証拠がない)で保証書が無いため、基板交換などの根本修理もしてもらえず、自分で分解して、半田付けを修正しながら騙し騙し使っていました。
修正した直後は問題なく充電できるのですが、しばらくするとまた接触が悪くなる。
で、バラして半田の繰り返しなのですが、ある日、PCと接続してもUSB認識しなくなっていることがわかりました。

D+/-端子がお釈迦になったか、短絡しているかのどちらかだと思いますが、自分で直すのも大変そうですし、充電不良が起きるたびに毎回バラすのも面倒になってきたので、別の端末を探すことにしました。

A820をMVNO(DTI Serverman)で使っていて最も大きな不満だったのが、電波です。
自宅だとDocomo 2.1GHzの電波状況が凄まじく悪く、A820はしばしば圏外になりました。
通信自体はWi-Fiを使うのでよいですが、電波を拾えないと電池の減り方が激しくなります。
そこで、次に買う端末では、絶対にプラスエリア対応にすると心に決めていました。
ほかに要件として、

(1)LTE通信対応
(2)Quadコア+メモリ2GB
(3)4.5インチ以上
(4)2万円程度(出せても2万円台)
(5)SIMフリー化、Root取得可能

こういう端末を探しました。
ところが、800MHzかつ(1)LTEに対応する、という時点で、まともな選択肢はDocomoの白ロムにほぼ限定されます。
海外機種でも、一部の端末は800MHzに対応していたり、modem.img書き換えなどで対応させることは可能ですが・・・

価格的に、今お得であろう値まで下がってきている機種として、LG製の「L-05E」と「L-01F」が見つかりました。
Xperia X1fとかもいいなと思ったのですが、やはり3万円以上は出したくない。

L-05Eの長所:
 ・バッテリ交換可能
 ・おくだけ充電
 ・防水

L-01Fの長所:
 ・SnapDragon 800 2.3GHz
 ・5.2インチ液晶
 ・バッテリ2900mAh
 ・1080×1920フルHD

A820でUSB端子が脆弱だった件を踏まえ、L-05Eのおくだけ充電には非常に心惹かれるものがありました。
しかしながら、最強クラスのSnapDragon 800を搭載している点や、5インチを超えるサイズでのFullHD対応ディスプレイ、そして脅威の狭額縁など、ガジェット好きにはたまらないスペックを備えているL-01Fには勝てなかった(笑)



L-01F到着。箱は小さめです。




開封の儀(笑)


価格は25,500円と、当初の予算2万円を超えてしまいましたが、数日使った限りでは満足度高いです。
Antutuのベンチマークでは28,000~33,000と、A820の倍以上を叩き出すようですし、スペックは全く問題ありません。
そして、電波状況も自宅でバリ4本と、すばらしい改善を見せてくれました。
通信速度も、最高速は所詮MVNOなのでノロノロですが、LTE対応となったことでレイテンシが改善したらしく、タップ後のページ遷移などは明らかに高速になりました。

IPS画面は少々ギラギラですが、発色もよく明るい屋外でも見やすいです。
画面の細かさ(画素密度)も、メイン端末である、iPhone5S(326ppi)に対し、L-05Fは423ppiと脅威の解像度を誇りますが、正直このレベルになると、自分の老眼に差し掛かり始めた眼には、あまり差がわかりませんw
現時点(2014夏)で最高解像度は、おそらくIGZOを搭載するシャープのSH-02E(489ppi)でしょうか。
A820の4.5インチと比較して、明らかに一回り以上大きな画面にも関わらず、本体がそこまで大きくないのは、サイドボタンを配して狭額縁に徹した結果でしょう。



右がA820、左がL-01F


かつてP-01Dを購入したときは、そのスペックの割に詰め込まれたDocomo糞アプリの多さ重さに辟易して、root取得後速攻でアプリ削除に走りましたが、現在の高スペックスマホでは、もはやそのような作業は不要ですね。
rootを取るメリットは、Adaway導入による広告ブロックや、テザリングなどに絞られるかと。
なので、L-01Fのroot奪取は可能ですが、端末の保証が効いている間は非rootでもいいかな。

ちなみにL-01FのSIMフリーについては、どこかしらのサイトに300円くらいで依頼すると、IMEI番号に基づいてSIMフリー化してくれるそうですが、この機種はソフトバンク900MHzには対応していないので、このままDocomo回線で利用するのが安全ですね。
Android 4.4 KitKatへの対応は、ドコモ糞アプリが原因で、アップデート非対応と発表ありました。
ま、想定どおりといえば想定どおり。
どうしてもアップデートしたければ、CyanogenModを導入する、という手もあります。
ワンセグやお財布機能は諦める必要がありますけど。

将来的には、マイクロUSB端子の故障だけが心配ですが、長持ちしてくれるとありがたい。
ちなみに、空きになったA820には、P-01Dに入っていたみまもりSIMを挿しました。
A820は、WCDMA900MHzに対応しているので、プラチナバンドをつかんでくれる模様。
USB通信は不可能ですが、充電だけはとりあえず出来るので、しばらくはこれで使い続けることにします。

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