VH7PC基本
ここでは、VH7PCについての基本的な事項をまとめます。
1.VH-7シリーズについて
AFiNA AVシリーズ(KENWOOD製品をソーテックがOEM)
- RD-VH7PC: PC対応CDレシーバー
- DM-VH7PC: PC対応MDレコーダー
- OP-VH7PC: PC対応CDレシーバー/スピーカー/GEOBITのセット
- VH-7PC: PC対応CDレシーバー/スピーカーのセット
Avino VH7シリーズ(純KENWOOD製品であるアンプデッキ)
- RD-VH7: CDレシーバー
- DM-VH7: MDレコーダー
- X-VH7: カセットデッキ
- LS-VH7: スピーカー
- LSF-1010: 3Dスピーカー
- VH-7: CDレシーバー/スピーカーのセット
- VH-7MD: CDレシーバー/MDレコーダー/スピーカーのセット
- RD-VH7+LSF-1010: CDレシーバー/3Dスピーカーのセット使用時の名称(まんまやんけ)
【注意】
- ローソン販売時には、PC対応CDレシーバー/PC対応MDレコーダー/スピーカーのセットがDM-VH7PCとして扱われた模様。
- impressの複数の記事では、MDレコーダーの名前がDV7HPCとなっている。誤植の線が濃厚。
- ソーテックの一部サポートページではVH-7PCをOP-VH7PCと区別するためRD-VH7PCと表記しているが、これは間違い。
- VH-7PCはVH7PCと表記されることが多いが、正式にはあくまでVH-7PCみたい。
2.VH7PCでできること
- USBオーディオデバイスとして、PCから音声出力可能。
- MD部(DM-VH7PC)との連携(モニター、録音)
- USB接続したPCの音声をMDに録音(ただしアナログになる)
- VH7PCが再生する各種音声(CD、MD、ラジオ、外部入力)のUSB経由での録音(WAVE)
3.VH7PC+GEOBIT(ケンウッド謹製VH7PCコントロールソフトウェア)でできること
パソコンからのVH7PCコントロール
- [基本] 電源ON/OFF、ボリューム調整、ミュート、N.B設定
- [CD] 再生、停止、トラック操作、リピート、ランダム、CD取り出し
- [チューナー] AM/FM切り替え、AUTO/MONO切り替え、プリセット呼び出し
- [テープ(X-VH7接続時)] 電源ON/OFF、再生、停止、シーク
- [MD(DM-VH7PC接続時)] 電源ON/OFF、再生、録音、シーク、取り出し、プログラム再生、タイトル表示、MD編集、タイトル編集、O.T.E
(※1 MDの操作、タイトル編集は別途ケーブルが必要となる)
(※2 DM-VH7PCとDM-VH7は別物なので注意。DM-VH7はVH7PCと連携不可。)
4.注意事項
- USBオーディオデバイスはCPUに多少負荷がかかる。
重い処理をすると音が飛ぶこともあるので注意。
- USBオーディオの音質は、内蔵サウンドデバイスや安物サウンドカードよりはマシだが、それほど高音質ではない。
- ヘッドフォン端子がありますがおまけ程度。音悪し。
- RD-VH7PCのアンプではLS-VH7を鳴らし切れていない。手元に他のアンプやスピーカーがある環境の方は、繋ぎ変えて聞き比べをすると楽しいかも。
- グライコやDSPの類は無し。(DM-VH7(PC)にはレベルメーターが装備されている。)
- SiS や ALi は USBの相性が悪いとか。( OHCI - Q&A 参考 )
5.購入方法
- 新品購入はほぼ不可能。
どうしても欲しい人は、中古品をYahoo!オークションにて。
ただし、発売から10年以上経ち、健康体を探すのは難しいと思われる。
6.やっておくといいこと
- N.B.2はOFFにする。ドンシャリ大好きな人は例外。
- スピーカーのサランネットは外すべし。
- 数百円/m程度の物でいいのでスピーカーケーブルを変えるべし。
付属のスピーカーケーブルは「おまけ」程度。
交換するケーブルは OMNI-8N が良いみたい。
- スピーカーの下に10円玉を3枚敷くとお手軽でいい音に。
配置は前 1 個、後 2 個。