WARNING

これより先のセクションは、ハードウェア改造に近い内容(ファームウェアの書き換え)です。DVD-ROMドライブのファームウェアアップデートには、MS-DOSの知識が必要なものもあります。 Windowsしか知らない人は、手を出さないほうが無難です。 たいていは、WindowsをDOSモードで起動して、そこからファームウェアのユーティリティを実行する形です。 Windows上のコマンドプロンプトでは意味がないものがほとんどなので、気をつけましょう。また、改造ファームウェアを使用した場合、メーカーサポートが受けられなくなる可能性もありますので、ご注意ください。また、この先の情報を実行した際に起きたいかなる損害も、当REGION ZEROは責任を負わないものとします。

ご自分のドライブがリージョンフリーかどうかを調べるにはdriveinfoというソフトが有効です。

「THIS DRIVE HAS NO REGION PROTECTION.」と表示されればRPC-1です。
RPC-2の場合、「THIS DRIVE HAS REGION PROTECTION」と表示され、下段の「Region Info」に、現在ドライブに設定されているRegion、変更可能回数などが表示されます。
ドライブ名の最後の数字はファームウェアのバージョンです。
一部のドライブでは、フェーズ1の表記があるにもかかわらず、フェーズ2ということもありますので、絶対の信用はおけません。

 

ちなみにRPCとはRegion Playback Controlの略であり、

RPC-1(フェーズ1):リージョンフリー(ドライブはリージョンコードを持たない)
RPC-2(フェーズ2):リージョン固定(ドライブがリージョンコードを持ち、原則変更が不可、または回数制限される)

です。
世代分けをすることもありますが、これは必ずしも統一されているわけではありません。

第1世代
(等倍速のDVDドライブ)
DVDビデオ再生は可能、CD-Rはサポート外
第2世代
(2倍速のDVDドライブ)
CD-R対応、一部ではまだ問題を抱えている。
第3世代
(4倍速以上のDVDドライブ)
すべてのCDメディアを読むことができる
第4世代
(8倍速以上のDVDドライブ)
リージョンコードによるプロテクトを持つものが多い

各ドライブの情報については、以下からどうぞ。ドライブごとに、メーカー、モデル名、I/F、 DVD/CD倍速、リージョンフリー可能かどうか、改造ファームウェアのリンクなどを掲載しています。