パイオニアがBlu-rayビデオプレイヤーにSigma Desingチップを採用

投稿日時 2005-12-13 23:49:40 | カテゴリ: 次世代光メディア規格

かつてPCがまだMPEG2デコードに十分な能力を持っていなかった時代、ハードウェアMPEG2デコーダーボード「REALMagic Hollywood Plus」を発売したのがSigma Designsでした。
あれから6年ほど経ち、SigmaDesignsのチップはとうとうパイオニアが採用するまでになりました。

引用:
パイオニアBDプレーヤーにSigma Designsのプロセッサが採用
−2006年前半に搭載BDプレーヤーを発売
(AV Watch)

米Sigma Designsは12日(現地時間)、同社のメディアプロセッサ「SMP8630シリーズ」を利用したBlu-rayプレーヤーをパイオニアと共同開発したと発表した。パイオニアでは、2006年度上期にフル機能を備えたBDプレーヤーを発売予定としており、その製品にSigma DesignsのSMP8634を搭載する。


Ascii24のCEATEC JAPAN 2005のレポートに、「SMP8634」に関する記述があります。

引用:
CEATEC JAPAN 2005レポート Vol.9(ascii24)

SMP8634はH.264やVC-1、MPEGのデコード機能と7.1chオーディオデコードなどを核に、PCIインターフェースやメモリーコントローラーを内蔵したシステムオンチップで、チップと搭載ボードのリファレンスデザインをOEM先に供給するとしている。


AACSとの絡みがどうなるかわかりませんが、SMP8634を搭載したPC用ボードも展示されていたということで、PCでのHD映像再生も道が絶たれたわけではなさそうです。

SigmaDesigns Press Release(英文)




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