次世代DVD規格は統一されるのか
投稿日時 2005-04-22 00:20:09 | カテゴリ: 次世代光メディア規格
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現行DVDは、+R、-R、RAMとあるものの、それぞれがそれなりに互換性を持っていて(RAMはやや特殊ですが)、すべてのメディア読み書き可能なドライブも存在します。 Blu-ray、HD DVDについてはそもそも物理的構造が異なっているので、現行DVDとはちょっと事情が異なっています。
引用:■ソニー、東芝などと次世代DVD新規格を共同開発へ(日経BP) 現行では、「HD」はディスクの表面から0.6ミリ、「ブルーレイ」はディスクの表面から0.1ミリにそれぞれデータを記録する位置があるなど物理的なフォーマットに違いがある。関係筋によると、今のままでは構造上、統一は難しいため、より良いものを目指して共同で新規格を検討していくという。
ということで、文面を素直に読み取れば、お互いのいいところを持ち寄った共同規格を開発していく、ということになるわけですが、おそらく技術的な課題以上に解決が大変そうなのが、各社の利権がらみによる思惑。 他社との横並びを嫌った東芝とNECがスピンアウトしてブチ上げた規格がHD DVDなわけですし。
ユーザである消費者側としては、規格がいくつも存在するのは混乱の元ですし、両方を揃えようとすると出費もかさみます。 消費者の利便性を考え、ぜひ規格統一に前向きな姿勢で取り組んでほしいと思います。
■次世代光ディスク,大統一なるのか(日経TechOn!) ■ソニーや東芝、「次世代DVD規格統一」に向けて交渉か(AV Watch) ■ほんとなの?――次世代光ディスク統一規格報道の「真相」(ITmedia) ■BDとHD DVDの統一についてソニーが公式にコメント(Phile Web)
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