デジタル放送のTS抜き録画機器はどうなる?

投稿日時 2009-06-30 00:36:36 | カテゴリ: AV関係ニュース

地上デジタル放送、BSデジタル放送には、コピーワンスやダビング10といったコピープロテクトがかかっています。
これは、アナログ時代と異なり、画質の劣化しないコピーを無制限にバラ撒かれては権利者が困る、という建前で、大量の税金をつぎ込んで作られた、天下り団体を肥やすための仕組みです。

その真っ黒な仕組みのスキを突いて登場した、いわゆるTS抜き対応のPC用キャプチャユニット。
コピーワンスやダビング10のガード全てを無視して、動画としてのMPEG2-TSファイルをPCに保存するこれらのユニットの扱いに、政府も頭を痛めている模様。
ざまあwwwww
引用:
著作権保護技術無効の装置出回る 有効な対策なし(Yahoo!)

地上波デジタル放送(地デジ)で番組の録画・コピーを規制するため導入されたB−CAS(限定受信)システムを巡り、規制を一切無効にできる受信機「フリーオ」が出回り、波紋を広げている。著作権保護のために政府や業界が鳴り物入りで同システムを導入したものの、フリーオの出現で完全に骨抜きにされ、有効な対策がないまま放置状態が続く。フリーオを販売している業者は「法的に問題ない」とネット上で販売を続ける構えで、混乱の中での地デジ全面移行は消費者に不信感を広げそうだ。


変態新聞がフリーオの販売元にメールしたそうですが、

引用:
「一体どんな法律を破ったと言うのか」とし、「スタッフは2人。本業は別でパート(副業)として働いている」としている。さらに「日本の地デジ放送の規格普及を目指しており達成されつつある」と日本の放送行政を皮肉ったともとれる文言もあった。


面白いw
日本のデジタル放送におけるわけのわからない規制は、消費者のほうを向いたものではなく、ましてやB-CASのような明らかに独禁法違反の組織が公然と作られている時点で、もう完全に真っ黒。
そういう腹に一物抱えた連中をあざ笑うかのうようなTS抜き機器。
事情が事情だけに、一気に違反だと突っ切れない連中の焦りが目に見えます。

とりあえず入れることは、PT1万歳、アースソフト感謝、ということです。



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