GfK Certified DVD ソフト2008 発表

投稿日時 2009-03-23 00:24:16 | カテゴリ: AV関係ニュース

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈進)は、同社が実施している小売店パネル調査の結果より、2008年でもっとも販売数量の多かったメーカーを表彰する「GfK Certified DVDソフト2008」を発表しました。
 同社は、全国の有力DVDソフト取扱店からPOSデータを収集し、これを統計的な手法に基づき全国市場規模相当に拡大推計しています(注1)。本発表は2008年1月1日〜12月31日の販売実績を合算集計した結果に基づいています。

(注1) CD・DVDの販売店/レンタル店、家電量販店、総合量販店、およびEコマースでの販売を集計。コンビニエンスストア、玩具店等の販売は集計に含んでおりません。
【概要】

・ワーナー・ホーム・ビデオが映画部門、ドラマ部門の2部門を受賞
 映画部門は2007年度からの連続受賞であり、新たにドラマ部門も制する形になった。
・アニメ部門は2007年度に引き続き、バンダイビジュアルが受賞。
・販売数量No.1タイトルは、Eコマースで圧倒的な強さを見せたキングレコード「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」が受賞した。


【映画部門】

 2008年映画部門は、2位に5ポイントの差をつけワーナー・ホーム・ビデオが首位。同社は「アイ・アム・レジェンド」や「ダークナイト」など、得意分野である洋画で複数のヒット作を輩出したほか、「相棒」シリーズといった邦画タイトルでも好調な売上を記録している。2008年に発売されたタイトル数は約900と、メーカー別の年間発売数でトップクラスを誇る。このような幅広い展開が、2年連続の首位獲得につながったと言える。

 2008年は洋画大作不足の年と言われ、トップ3の占めるシェアも昨年の40.93%に比べ36.2%と多少集中が緩和したものの、ハリウッドメジャーメーカーが上位を独占する構造は続いており、2位には20世紀FOX、3位にはソニー・ピクチャーズが続いて、昨年と同じ顔ぶれとなった。

◆映画 メーカー別販売数量シェア
1位:ワーナー・ホーム・ビデオ (16.2%)
2位:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント (11.1%)
3位:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント (8.9%)


【アニメ部門】

 アニメ部門は、2007年に引き続きバンダイビジュアルが首位に立った。「ガンダム」や「マクロスF(フロンティア)」、「コードギアス反逆のルルーシュ」などの人気TVシリーズタイトルを毎月発売し、安定した売上を維持した。新作発売時の売上の過半数をBlu-rayソフトが締めるタイトルも出始めており、Blu-rayソフト販売が好調であったことも、構成比を押し上げた要因であろう。
 2位のウォルト・ディズニーは、ディズニーアニメ以外にスタジオジブリ作品も取り扱っている。ディズニー、ジブリともに、息の長いタイトルが多いことが特徴である。2008年に同社が発売したタイトル数は約100と、他ハリウッドメジャーメーカーと比較して決して多いとはいえないものの、2007年以前に発売された旧作タイトルが全販売数量の60%以上を占めており、幅広く支持されていることが大きな強みとなっている。
 また3位のワーナー・ホーム・ビデオは、アニメ部門でも多彩なラインナップを展開。「トムとジェリー」「The World of GOLDEN EGGS」シリーズをはじめ、豊富なタイトルラインナップが売上に貢献した。

◆アニメ メーカー別販売数量シェア
1位:バンダイビジュアル (14.6%)
2位:ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント (9.9%)
3位:ワーナー・ホーム・ビデオ (9.8%)


【ドラマ部門】

 2008年の海外TVドラマ市場は、米脚本家組合のストの影響により放映延期が相次いだ。パッケージソフトの新作発売が見込めない中、ハリウッドメジャーメーカー各社は旧作販売を強化。数多くの旧作タイトルを有するワーナー・ホーム・ビデオが底力を発揮し、映画部門のみならず、TVドラマ部門でも首位を獲得した。
 2007年首位のFOXは、前年から10ポイント近く構成比を落とし3位に。新作販売の落ち込みを補完し切れなかったためとみられるが、2009年は人気シリーズの新作発売や新たなTVシリーズの発表を予定している。TVドラマの雄として、再び首位争いに返り咲くものと期待される。
 一方、邦TVドラマは堅調に推移。特にフジテレビは「のだめカンタービレ」や「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」などが牽引し、2位にランクインした。

◆TVドラマ メーカー別販売数量シェア
1位:ワーナー・ホーム・ビデオ (14.9%)
2位:フジテレビジョン (11.7%)
3位:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント (9.2%)


【2008年販売数量No.1タイトル】

 2008年で最も多く販売されたタイトルは、キングレコード「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」であった。

◆2008年販売数量No.1タイトル
タイトル名   :ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
メーカー(販売元):キングレコード
発売年月日   :2008年4月25日

 約10年前に、一大ブームを巻き起こしたTVアニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」。同作品を劇場用アニメとして再構築した本作が、2008年No.1タイトルに輝いた。2008年の販売数量は通常版も含めると30万枚を超え、10年という時を経ても衰えない人気の高さが伺える。
 チャネル内訳をみると、売上の約40%がEコマース経由で販売されている。Eコマース以外のチャネルではランキング上位ではあるものの、「バイオハザード3」など他タイトルの販売数量が同タイトルを上回っており、Eコマースでの圧倒的な支持がNo.1タイトルの決め手となったと言える。


≪GfK Japanのデータについて≫

 全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集。家電以外にも、ゴルフ用品やDVDソフトウエアの販売データを構築している。

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。



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