東芝、HD DVDから撤退
投稿日時 2008-02-18 00:21:10 | カテゴリ: 次世代光メディア規格
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Blu-rayと規格争いを続けてきたHD DVDですが、どうやら終焉も近い模様です。
引用:■東芝、HD−DVD撤退へ BD勝利で規格争い決着(Yahoo!)
東芝は16日、新世代DVD規格「HD DVD」の再生機や録画再生機などの生産を終了する方針を固めた。今月中にも正式決定し発表する。数年間にわたり続いてきた「ブルーレイ・ディスク(BD)」との規格争いはBDの勝利で決着する見通しとなった。
新聞でも大きく取り上げられたこのニュース、AV関係に興味ない人もすでにご存知かと。 かつてベータで苦汁を飲まされたソニーはしてやったりといったところでしょうか。 DVDのとき同様、そのソニーが作るPS3が今回のBD推進原動力になっているのかもしれません。 ゲーム機としてはWiiに遅れを取るPS3ですが、次世代DVDプレイヤーとしては十分な数を売っています。
撤退といっても、これまで売ってきた製品のサポートは必要なわけですから、東芝としては大きな損失を抱える必要があります。 松下に歩み寄りを提案されたときに、素直に飲んでおけば・・・と思う東芝のAV関係者は思っているかもしれませんね。
引用:■「負けたら土下座する」東芝・次世代DVD発売会見(NIKKEI NET)
もちろん、BDの方が規格として優れている可能性がないわけではない。そのときには土下座して謝りたい。しかし、HD-DVDの優位性を信じている。商品の技術、コスト、速さの勝負になると思う。今年の年末を期待してほしい。
藤井常務は1年前、上記のような会見を行っています。 果たして、彼は土下座するのでしょうか。
2月18日追記 東芝が声明を出しました。 報道にあるような撤退の事実は無いとのことです。 果たして、ただの強がりなのか、それともまだあきらめていないのか。
■東芝、HD DVD撤退報道について声明 −「事業方針を検討中だが、決定した事実は無い」(AV Watch)
「やらせはせん!やらせはせんぞおぉぉぉぉ!」に見えなくも無い。
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