パラマウント、今後のHDコンテンツはHD DVDのみで供給
投稿日時 2007-08-22 00:10:05 | カテゴリ: AV関係ニュース
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パラマウントピクチャーズとドリームワークスは、今後同社から発売されるHDコンテンツに関して、すべてHD DVDフォーマットに統一して発売し、Blu-rayによる供給は行わないと発表しました。 世界的に趨勢がBlu-rayに傾く中、パラマウントがHD DVDを選択した意図はどこにあるのでしょうか?
引用:■Paramount/DreamWorksが“HD DVDのみ”サポートへ −「トランスフォーマー」や「シュレック3」を独占供給(AV Watch)
Paramount PicturesとDreamWorks Animationは20日(現地時間)、次世代ディスクとしてHD DVDを独占的に供給する方針に転換することを発表した。
今回のHD DVDの支持表明により、Viacom傘下のParamount PicturesとDreamWorks Animation、DreamWorks Pictures、Paramount Vantage、Nickelodeon Movies、MTV Filmsの各タイトルはHD DVDフォーマットのみでリリースされる。なお、スティーブン・スピルバーグ監督作品については、HD DVD独占供給タイトルには含まれない。
05年10月のBlu-ray支持表明から一転、HD DVDに注力することを表明したパラマウント。 PS3の爆発的人気によるBlu-rayメディアの普及を懸念したパラマウントが、Blu-rayでのコンテンツ提供に踏み切ったと思われますが、蓋を開けてみると思ったほど売れないPS3。 この程度の普及率では、Blu-rayとHD DVDの両ラインによる生産コストはカバーできない、と考えたのでしょうか。
また、米国では最安値のHD DVDプレイヤーが300ドルを切っているのに対し、Blu-rayプレイヤーは未だ500ドル近い価格となっています。 これらプレイヤーの価格差から、HD DVDが今後シェアを広げていく可能性は否定できないと思われます。
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