レビュー
レビュー : カノープス「MTVX2005」「MTVGA 9550L」を同時に試す
ITmediaにて、カノープスの新製品「MTVX2005」と「MTVGA9550L」のレポートが掲載されています。
■“PC録画派”のための1つのカタチ――カノープス「MTVX2005」「MTVGA 9550L」を同時に試す(ITmedia)
かつてMTV2000とSPECTRAを買おうとすると、諭吉10人握り締めないと難しかったのですが、MTVX2005とMTVGA9550Lを両方購入しても、せいぜい3万円。
時代の流れはすごいですなぁ。
そんなわけで、フィリップスからNECへエンコーダーを変更したMTVX2005、なんか一部環境では数秒間画像が出ないとか破綻したMPEGを吐いたりして紛糾したような記事を読んだ覚えもありますが、まあNECエンコーダーを使いこなせていないドライバとソフトのせいであって、そのうち直るもんだと信じておくべきだと思われます。
引用:
これは日本電気の2005年春モデルPCで搭載するキャプチャーカードと同等のチップで、MPEG-2エンコード以外にも3次元Y/C分離やA/D変換などの機能を1チップ内に統合されているのが特徴で、画質向上が望めるという。
また、VHSビデオの乱れた映像もきれいに取り込むことが可能なTBC(タイムベースコレクター)機能も同チップに備える。前モデル同様ゴーストリデューサーも備える。
1チップ統合化というのは、ボード上のスペース削減や、コスト削減に有利ではありますが、画質面ではどうなんでしょうか。
FEATHER2005は、個人的には謎のリモコン形状をした、ボタン画像の押しにくい2004より使いやすくなったイメージがありますが、それでもNECのSmartVisionと比べると、「録画する」機能においてはまだまだこなれてないな、という感じがします。
今見ているテレビの番組名や説明など、ADAMS-EPG+を使うスマビは本当に親切に表示してくれますが、FEATHER2005はチャンネルとせいぜい局名。
画質設定なんかは、カノープスのほうがマニアックに追い込めていいのですが。
MTVGA9550Lについては、ベンチマークマニアは最初から相手にしないと公言しちゃってるとおり、3D性能についてはハイエンドとは程遠い感じ。
ですが、世の中そこまで3Dパワーを必要とする処理がどれほどあるかという事実を見据えた、割と現実味ある商品だと思います。
価格的にも特にアドバンテージがあるわけではありませんが、カノープスブランドで揃えたい、かつ3D性能を追求しない信者な人はこの辺で手を打つのが妥当かと。
D4出力できるアダプタも付いているので、大画面なハイビジョンテレビでゲームやDVDも楽しめることを考えると、得といえば得。
ちなみに我が家のM-ATXボードには、DVStormとMTVX2004HFが刺さってますが、ビデオボードはサファイアのRADEON9100。
9100は250/200→250/250にアップしているので、冷却ファン必須。
次買うなら、やっぱりファンレスにしたいですわ。
■MTVGA9550L
■MTVX2005
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